バリバリの外省人である元台湾総統の馬英九氏。
歴史的事実がどうであろうと彼の立場で、中国にいての発言ですからこう言った内容はとても自然なものです。
「外省人」とは戦後、中国共産党に大陸から追い出される形で中国国民党と一緒に台湾に渡って来た人達です。戦中は日本と戦火を交えた側になります。
因みにそれよりも前から台湾にいる「本省人」は外省人とは全く逆の立場で、戦中は日本人として日本の為に戦争に行った人たちが多くいました。
この様に出自に大きな違いがありますので、外省人が比較的反日寄りになるのは自然なことでもあります。
そして本省人は基本的に親日です。
ただ、同じ日本の統治を受けたはずの韓国(朝鮮)があのように超反日ですので、日本人にとっては本当に分かりにくい状況ではありますが。
さて個人的には今回の馬英九氏のこのような発言は特に驚くこともないし、普通かなと言う受け止めです。
ですが、以下の発言は中国に対するリップサービス以上の意味があったように感じます。
中国の原発がフランスにとって大事なお客様だと言うことだからでしょうか。
しかしこれは大きく間違った方向性を与え得る発言だったように思います。
ただその後G7各国からこのマクロン大統領の発言を支持しない反応が出ており、そこは安心しました。
是非とも今後もG7が結束して中国に間違ったメッセージが伝わらないようにお願いしたいです。