ラグビーの「アサヒスーパードライ パシフィック・
ネーションズカップ2025」は、
昨日9月14日日曜日が第5日の開催日。
アメリカ・コロラド州デンバーの
ディックス・スポーティング・グッズ・パークで、
5位決定戦並びに準決勝2試合の
全3試合が開催されました。
それでは、第5日の開催日の昨日9月14日日曜日に
開催された試合の結果を記すことにしましょう。
■アサヒスーパードライ パシフィック・ネーションズカップ2025
●第5日(9月14日日曜日)
□アメリカ・コロラド州 デンバー
ディックス・スポーティング・グッズ・パーク
・5位決定戦
アメリカ 29―13 サモア
・準決勝①
日本 62―24 トンガ
・準決勝②
フィジー 63―10 カナダ
5位決定戦の「サモア ― アメリカ」。
前半を終えてのスコアは19対10で、
トンガ代表がカナダ代表を9点リードしての
折り返しでした。後半に入っても一進一退の攻防が
続きましたが、25対17でトンガ代表が
カナダ代表を8点リードして迎えた後半40分に
トンガ代表が勝負を決定付けるトライを挙げて
30対17となって試合終了。
トンガ代表が5位、カナダ代表が6位が確定しました。
テレビ中継の中で、アメリカ代表にとっては、
この「アサヒスーパードライ パシフィック・
ネーションズカップ2025」が
「第11回ラグビーワールドカップ2027
オーストラリア大会」の出場権を賭けての
大会だったことが触れられていたのですが、
総合最下位にならなかったことで、
アメリカ代表の「第11回ラグビー
ワールドカップ2027オーストラリア大会」への
出場権が確定しました。
そして準決勝第1試合の「トンガ ― 日本」。
前半を終えてのスコアは21対19で、日本代表が
トンガ代表を2点リードしての折り返しでした。
前半だけで見ると、ほぼ互角の試合展開で、
日本代表がトンガ代表のプレッシャーに
思うように対応出来ない部分も多かったかなという
印象でしたが、後半に入り、日本代表が徐々に
勢いを増し始めて得点を重ね、点差を広げていきます。
最終的に、ペナルティ・トライ1本を含む
8本のトライを挙げた日本代表が
62対21でトンガ代表を破り、
決勝進出を果たしました。
最後に準決勝第2試合の「フィジー ― カナダ」ですが、
試合開始早々からフィジー代表が本来の強さを発揮。
前半を終えてのスコアは43対3で、
フィジー代表がカナダ代表を大きくリードしての
折り返しでした。ただ、フィジー代表は
前半にレッドカードでの一発退場者を出してしまい、
後半は40分間を数的不利な状態で戦うことを
余儀なくされます。フィジー代表は後半にも
シンビンによる一時的退場者を出して
一時は2人少ない状態で戦う時間帯がありましたが、
それでも執念で得点を重ね、カナダ代表を突き放します。
最終的に9本のトライを挙げたフィジー代表が、
63対10でカナダ代表を破り、
決勝進出を果たしました。
さて、第6日(最終日)の開催日となる9月20日土曜日は、
アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティの
アメリカ・ファースト・フィールドで、
3位決定戦並びに決勝戦の合計2試合が開催されます。
それでは、試合の詳細です。
■アサヒスーパードライ パシフィック・ネーションズカップ2025
●第6日(9月20日土曜日)
□アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティ
アメリカ・ファースト・フィールド
・3位決定戦
「トンガ ― カナダ」
(現地時間16:35・日本時間9月21日日曜日7:35)
・決勝戦
「日本 ― フィジー」
(現地時間19:35・日本時間9月21日日曜日10:35)
決勝戦は昨年2024年の大会と同じ顔合わせとなりました。
フィジー代表の3連覇か、それとも日本代表が
6年ぶり3回目の優勝を果たすのか。
9月20日土曜日、いよいよ全チームの順位が決まります。