学校にコーチングの授業を 鈴木太一 -6ページ目

学校にコーチングの授業を 鈴木太一

「迷いのない人」
「決断力のある人」
「行動力のある人」
「自分の意思で行動できる人」

であるために

コーチ 鈴木太一

独奏主題による変奏曲(エニグマ)
□作曲年
1898年

□作曲されたきっかけ
エルガーがピアノに向かって物思いにふけっていたところ、即興で弾いたひとつのメロディを妻キャロラインが気に入り、それをもとに変奏曲の作曲をはじめる。

奥さんが大好きだったんだなぁ。

1)見た目の美しさ 5
一般的なオーケストラ編成。

2)ひと口目のインパクト 6
静かな始まり。
テーマがしっとり演奏される。

3)ふた口目以降の味わい 9
弦楽器→弦楽器+管楽器と編成が拡大していく時に生まれる和声進行の高揚感がたまらない。

4)あと引く美味さ 10
何度も同じメロディが演奏され、しかも後に行けば行くほどじっくりたっぷり歌われるので、メロディがずっと頭に残る。

5)もう一度食べたい 10
聴き終わった後、何度も聴きたくなる中毒性、心地よさがある。

□こんな時に聴きたい
しっとりと雨が降っている日に。
座り心地がいい椅子に座って、読書をしながら。

□その他
シカゴフィル 1997年
指揮:ダニエル・バレンボイム

ショルティに捧ぐ演奏。
感傷的なメロディが亡くなった人への敬意や、畏敬の念を込めるのにふさわしいのだろう。
演奏にも自然に気持ちがこもるし。

それぞれの変奏曲には妻や友人の名前のイニシャルが添えられ、それぞれの人柄を表した曲調になっている。

この音楽には、謎(エニグマ)が込められているとエルガーが述べているが、それがいったいなんのか?現在でも答えが出ていない。
そもそも、そんなものはなかったのかもしれない。
エルガーの悪戯っぽい人柄や、他人を思う気持ちが感じられる曲。

友人にも家族にも愛されキャラだったんじゃないだろうか。
「何が聴こえてる?」

今日、金管アンサンブルのレッスンをしていて、

あまりにもバラバラだったので、はてどこから指導していこうかと思っていたところでふと、思いついた質問。

生徒たちに質問すると、ポカーンとされたので、

「じゃあ、もう一回やってみて何が聴こえたか教えてくれる?」と、やってみてもらうとあーら不思議。

さっきまで揃わなかった部分がしっかりアンサンブルできているじゃない!

「インナーゲーム」の本に書いてあったことの実践なんだけど、アンテナの感度を高めて聞くことができれば体はしっかり反応するんだなぁ。なんて確信した瞬間でした。

「聴くは効く。」なぁんて。
クラシック音楽を聴いた超個人的レビュー。

交響曲第2番「復活」マーラー

□作曲年
1890-1894

□作曲されたきっかけ
ブラームス、ワーグナーが不動の地位を占めている中、30歳のマーラーがいっちょやってやるかと、インパクトのある作品を作り上げた。
当時の名指揮者ハンス・フォン・ビューローに一楽章を聞かせたところ、「トリスタンとイゾルデもこれと比べればハイドンの交響曲のようだ」と言わしめる。
全面的に認めたわけではなかったが、それを聞いたマーラーは、私の音楽を世に問うのだ!と奮起した。

3楽章まで書き上げて、後半をどうしようかと思っていたところ、ビューローの葬式で流れた讃美歌「復活」が心に残り、「不死の生」という理念が浮かび、これだ!と言わんばかりに残る曲を書き上げる。


1)セッティングの見た目の美しさ 4
巨大なオケ、ゴツくてボリューミー。
美しいというよりかは、荘厳で豪快。

2)ひと口目のインパクト 10
弦楽器のfpとトレモロが不安と怪しさを演出。
その後のダバダバダン!がいきなり繰り出される真正面からのストレートパンチのようで、打撃力大。

3)ふた口目以降の味わい 10
とにかく、いろんなメロディが複雑に絡み合いながら巨大なフーガのように組み合わさっていく。濃厚。コク増し増し。

4)あと引く美味さ 7
後半、コラールのメロディが耳に残る。


5)もう一度食べたい 6
1時間半に及ぶ演奏が終わった瞬間の達成感たるや。
さすがにすぐにもう一回、とはならないが、あと引く興奮状態がしばらく体にある。
ダイナミックな演奏と感傷的な歌詞に、もう一度聞きなおしたいという思いがあとからじわじわと湧いてくる。

□こんな時に聞きたい
時間と心に余裕がある時。
(いろんなメロディが絡み合いながら登場してくるので、あっちこっちに意識を持っていかれる感じがする。)

□その他
ルツェルン祝祭管弦楽団2003年
指揮:クラウディオ・アバド