当時、私の通っていた小学校は生徒が1700名くらいいましたが、音楽専門の教師は一人だけでした。
音楽室で音楽の先生の授業を受けられるのは5年生から。
しかし、一年生の時になぜか一度だけ音楽の先生の授業がありました。
天井にも壁にもボツボツと穴があいてるし、天井は赤いし、肖像画がどっさりあるし、先生はキレイな服着て化粧して気取った雰囲気だし、まるっきり異空間。
異空間先生は、教科書をノートに写しなさいと言いました。
私は大変な苦労をして、なんとかト音記号を模写しました。
ええ、写譜ではなく模写です!
ピアノ習い始めの時にちょっとなぞったあの点線と、この記号が同じものとは思いもしませんでした。
過去記事参照→ いよいよおけいこ開始
太かったり細かったりうねったり、手は痛いし、時間はないし、定規もないし、一体どうしたらええねん。
まわりを見てみると、誰も印刷のようには書いてませんでした。
え、そんなんでいいの?
苦労して描いたト音記号は全て消して、最初から書き直し。
焦って必死に書いていたところ、私の前まで来た先生が、急に前へ戻って何か書き始めました。
つづきます。
