はじめての写譜2 | 音大生はデクノボウ

音大生はデクノボウ

なぜかお嬢様音大に入ってしまった朱に交わるも赤くなれない異生物的黒歴史。

「ねえ、みんなー」じゃねえっ。

と、今なら暴れるのに。

脳みそも腕力も貧弱な七歳児には何も出来ません。

優しくお上品(生徒たちと走り回ったり怒鳴ったり、体育や掃除など汚れ業務もこなすジャージ姿のクラス担任たちとは違い、音楽室に終日鎮座して服も化粧も崩れる心配なく、よそ行きというかハイソなマダム風)を装っておいて、なんて言い方をする人なんだろうと思いました。

この地域は新興住宅地で、急激に子供の数が増えた時代でもあり、ろくでもない先生でも多数採用されていたことを大人になってから知りましたが、まったくいい迷惑です。

 

私は丸玉の真ん中に棒を突き刺したものをまたしても全て消し、傾いた楕円の端に棒が生えたものに慌てて書き直し始めました。

書いては消しの繰り返しばかりで、時間内に全て写し終わるわけはなく。

居残りかーーー?

しかし、授業はこの一回だけだったので、提出も採点もありませんでした。

一体、何のために書かされたんだか。

やれやれ。

 

現在。↓

ト音記号はもはや別モノだし、音符は玉どころかただの点。

ええ、「こ~んなの」どころではありませんとも。

それが何か。