小児がん治療のタイムラグの記事を読むたび
やりきれない気持ちになっていましたが小児がん患者に対し、
全遺伝子情報を網羅的に調べる「全ゲノム解析」を
東京大病院や国立がんセンターなどのチームが
11月にも本格的な研究を始めるそうです。
とても素晴らしい前進に心からうれしく思いました。
15歳未満で発症する小児がんは
年間2000~2500人が新たに診断されています。
成人のがんに比べると少ないですが
多種多様で正確な診断が難しいようです。
けれど遺伝子検査の技術の進歩で一部の遺伝子でのみ
調べられなかったものがゲノム全体を調べられるようになった
技術革新が良い方向へと進展していったようです。
まずは100人対象でのスタートだそうですが
解析が進み、最適な治療法が次々開発されるといいですね。