「ゲノム医療法」が通常国会で成立したそうです。
ゲノム医療は次第に身近なものへと変わりつつあるようです。
遺伝子の変異を検査する「遺伝子パネル検査」が
2019年に保険適用され、これまでに5万人以上が
受けたそうです。
しかしながら実際に治療に結びついた患者は
1割弱にすぎないのが現状だそうです。
というのも検査対象の遺伝子は300程度と
ゲノム全体の情報量の10万分の1にも満たないうえに
遺伝子変異が見つかっても
薬が開発されていないことが多いためだそうです。
それ故に政府はゲノムを網羅的に分析する
「全ゲノム解析」に本格的に取り組み
のべ10万人分の解析を目指しているそうです。
研究が進み解明されてゆくことで
解明される速度も加速されてゆくのではないでしょうか。
それに伴って難病の新薬が開発され
不治の病がなくなってゆくことを願います。