国は無責任にも(事故は)「想定外」だったと逃げるが・・
ならば、「想定外」の事故を起こす 疫病神・ 原発の運転を認め続けるのは、国民への裏切りではないのか? 
国は、総理は、経産省のお偉いさんは、いったい どういう了見で、(想定外の事故を起こす)原発の再稼働を進めているのだろうか?


なぜ、官僚を選挙で選べない?!無責任が生んだ悲劇。

原発を電力会社に動かさせたのは国。国に責任がないなんてことはあり得ない」「事前の対策が取れないなら、原発を動かすことができるはずはない・・「福島の百姓はおしまい」と、自ら命を絶った父の遺志を継ぐ 原告の言葉は重い。

3.11福島原発事故は人災! 「津波で電源喪失」想定内だった!
【東電も保安院も、巨大津波による電源喪失を想定し、
その後、圧力容器が破損しメルトダウンに至るシュミレーションさえ行っていた。

 それでも東電は、僅かな安全対策費用を惜しみ、何らの対策も取らず、福島原発事故を起こした。

 福島原発事故は明らかな人災。なのに、東電・保安院の誰一人として投獄されていないのは何故か? 日本は法治国家ではなかったのか?】

IAEA報告書、想定内の大津波対策を怠ったと「想定外」を完全否定

原発事故 巨大津波の予測困難?東電の“未必の故意”認定せず不起訴??


 毎日新聞 2022/6/14 17:36
「原発事故のけじめを」 国の賠償責任、最高裁が17日に初判断

【最高裁は17日、国の賠償責任の有無について初判断を示す。

 原告側は、国は事故前に原発の安全神話を広めながら、事故後は「想定外」だったと逃げているとして法的責任を追及してきた。

 司法の「最後のとりで」の判断は1、2審で審理中の同種訴訟にも影響を与えるため、大きな注目を集める。

「福島の百姓はおしまい」父は命を絶った

 「自然の力にはかなわねえんだ。福島の百姓はおしまいだ」。東日本大震災の巨大津波で浸水した原発が水素爆発を起こした2011年3月12日。福島県須賀川市の農業、樽川和也さん(46)は、爆発の映像を流すテレビニュースを見て父久志さんがつぶやいた言葉を今も鮮明に覚えている。それから12日後、久志さんは64歳で自ら命を絶った。

東電は原発事故と久志さんの死との間に因果関係を認めて和解金を支払った。

 だが、国は法的責任を認めることなく、原発の再稼働を進めている。「何もけじめがつけられていない」。和也さんは国の責任を明確にしたいと、13年3月に福島地裁に起こした損害賠償訴訟の原告団の一員となった。

 訴訟で国は「津波による事故は防げなかった」と主張した。和也さんは「事前の対策が取れないなら、原発を動かすことができるはずはない」と怒りがこみ上げた。

 地裁は17年10月、国と東電双方の責任を認める判決を言い渡した。2審・仙台高裁判決(20年9月)は「東電の報告を唯々諾々と受け入れ、規制当局に期待される役割を果たさなかった」と1審以上に厳しく国を非難し、賠償額を増やした。

 和也さんは農作業の繁忙期のため、17日当日は最高裁の法廷で判決を聞けないが、「絶対の安全なんてないのに、原発を電力会社に動かさせたのは国。国に責任がないなんてことはあり得ない」と力を込める。

 そして、「おやじが生きていたら同じ思いで原告になったはず。良い報告ができる判決を期待している」と語る。】一部抜粋