チェルノブイリ原発事故を引き金に旧ソ連は崩壊、
財政危機で政情不安に陥ったウクライナはロシアと袂を分かつことに・・

チェルノブイリ原発事故28年、ウクライナは賠償負担で財政危機、政情不安に

日本にも、日本海側に並べた『Nuclear Power Plants as Weapons for the Enemy(敵の武器としての原子力発電所)』が数多存在。

もし、敵の武器としての原子力発電所が、敵国や自然から、攻撃を受けたなら・・

原発は格好の標的、たった一発で日本壊滅!愚か過ぎる「潜在的核抑止力論」

米朝戦争、他人の喧嘩でトバッチリ=原発狙われたら…4分で避難は無理


 ビジネスジャーナル  2022.02.22 16:40
ウクライナ侵攻ならチェルノブイリ原発が戦闘地域化の懸念…人類史上初、欧州に危険も

【ロシア軍が独立を表明したウクライナ東部のみへの進出にとどまるのか、今後、内戦の激化に伴ってウクライナ西部や首都キエフに侵攻する可能性があるのかは現時点では不明だ。

 先行き不透明な情勢の中、日本国内のインターネット上では、米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS、ワシントン)情勢分析レポートや一部報道からウクライナ国内に所在する、国際原子力事象評価尺度レベル7の事故を起こし廃炉作業中のチェルノブイリ原子力発電所や稼働中の4カ所の原子力発電所(計15基)が戦闘に巻き込まれることへの懸念の声が散見され始めている。】一部抜粋


 Yahoo!ニュース・会社四季報オンライン 最終更新:2/23(水) 18:32
ウクライナの原子炉15基が「放射性物質の地雷」になる懸念
【今回のコラムの著者、ベネット・ランバーグ氏はジョージ・H・W・ブッシュ政権時のアメリカ国務省政治軍事局の政策アナリストで、著書に『Nuclear Power Plants as Weapons for the Enemy(敵の武器としての原子力発電所)』がある。戦時における原子力発電所のリスクについて、警鐘を鳴らし続けている。本記事の原題は「 The Risk of Nuclear Disaster in Ukraine 」。

ウクライナには15基の原子炉があるロシアがウクライナとの国境にて大規模な軍事行動を起こすことは、歴史的にも厳然たる前例がいくつかある。しかし、今回、ロシア政府が引き金を引こうものなら、侵略者がこれまで直面したことのない危機にさらされることとなる。それは、ウクライナの原子力発電所4カ所における合計15基の原子炉(同国内のエネルギー需要の約50%を担う)によるものだ。

これらの原子炉の存在は、非常に厄介な事態を予感させる。原子炉がロシア軍によって攻撃されれば、言うなれば放射性物質の地雷となりうる。その後には、風で運ばれてくる放射性物質の残骸によって、ロシア自体も被害を受けることになる。

ウクライナの原子炉の脆弱性と、戦闘によって原子炉が破壊された場合の人的・環境的被害を考えると、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナに戦争を仕掛ける価値があるかどうかを再考すべきだろう。】