血も涙もない国は、「科学的な知見に基づいていない」と、高裁判決を否定するが・・

原爆投下の効果を検証するため?米原爆傷害調査委員会(ABCC)が、被爆者を治療もせず集めたデータで作成した、1万3千人もの人が『黒い雨』を浴びたことを示す分布地図が残されている。

国はなぜ?頑なに『黒い雨』被爆者の追加認定を拒むのだろうか?

原爆投下という戦争犯罪を犯した米国への忖度?

福島原発が吐き出した『死の灰』を含んだ『灰色の雨』被ばく者への補償問題?

それとも、将来の核兵器保有の妨げにならぬよう?
遂に!核兵器禁止条約、来年1月発効! 唯一の戦争被爆国・日本は反・脱原爆だが・・
【核兵器の保有も使用も認めない核兵器禁止条約が遂に発効する。
しかし 唯一の戦争被爆国・日本の政権与党・自由民主党の先生方は、なぜか?
核先制不使用に反対」?と、核兵器禁止条約とは相容れない姿勢。

口では、核兵器廃絶を目指し?『核保有国と非核保有国の「橋渡し役」を担う』と言うが、その本音は・・】


「黒い雨」浴びた住民 2審も被爆者と認める 住民勝訴 広島高裁 裏付けるデータ放影研に・・








 げんぱつニュース 2012-08-04 12:29:06
黒い雨 ~活(い)かされなかった被爆者調査~:目的は人体実験?
【福島原発事故では、
「ミスター大丈夫」 山下俊一教授が、科学の為に福島県民をモルモット?に
という悪行が密かに進行していますが、

 アメリカによる、ヒロシマ、ナガサキの原爆投下、被爆者調査も、目的は人体実験?だったとの疑いも・・

 NHKより
NHKスペシャル 黒い雨 ~活(い)かされなかった被爆者調査~
2012年8月6日(月) 午後8時00分~8時49分

 去年の暮れ、長崎の医師の問い合わせをきっかけに、被爆に関する「あるデータ」が突然公表された。

 原爆投下直後に降った放射性物質を含む雨「黒い雨」に、1万3千人もの人があったことを示す分布地図だ。

 どこでどれくらいの人が黒い雨にあったか、これまで「公式データ」はないとされてきただけに、広島・長崎は衝撃を受けた。

 データは、放射線の人体への影響を科学的に明らかにするためにアメリカの研究機関ABCCが集め、研究を引き継いだ放射線影響研究所(放影研)が保管していたものだった。】


黒い雨はどこまで降ったか~気象専門家 増田善信 の約束


 げんぱつニュース 2017-06-17 20:06:36
<放影研>被爆者に謝罪へ ABCC時代、治療せず研究「モルモット扱い」
【今更 形だけの謝罪をしても、「モルモット扱い」した事実は消せない。
黒い雨 ~活(い)かされなかった被爆者調査~:目的は人体実験?
多くの被爆者の協力のもと集められた“命の記録”。しかし今に至るまで、このデータを使って黒い雨の影響が研究されることはなかった。

しかも たちは、治療も行わず集めた被爆者の検査データを捻じ曲げ、『黒い雨』の がんリスクを否定する根拠に悪用した。】


 げんぱつニュース 2020-07-29 20:30:18
『黒い雨』被爆者に 広島地裁が初の司法判断 原告側の全面勝訴
【広島市の松井市長は「原告の方々の切なる思いが司法に届いたものと受け止めています」とコメント。

『黒い雨』被爆者を、治療せず研究「モルモット扱い」した<放影研>も、3年前に遅まきながら謝罪している。

国は何故、『黒い雨』被爆者への被爆者手帳交付を頑なに拒むのか? 理解に苦しむ。】


 中国新聞 2021/7/14 23:21
「上告したくない」 広島県、国に断念要請へ 「黒い雨」訴訟
【湯崎知事は県庁で、一審広島地裁に続く原告全面勝訴の判決を「苦しんでいる黒い雨体験者の切実な思いが高裁でも認められたのは非常に大きな意義がある」と評価した。黒い雨を体験して罹患(りかん)している人について「不合理でない限り、被爆者と認めて救済すべきだ」と説いた。】一部抜粋


 中国新聞 2021/7/16 23:04
黒い雨「訴訟終結へ政治判断を」 広島市・県、国へ要請
【米国による広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を巡る訴訟で、一審判決に続き原告84人全員を被爆者と認めた広島高裁判決を受け、広島市と広島県は16日、田村憲久厚生労働相に上告しないことを認めるよう申し入れた。

 訴訟を終結させ、判決を踏まえた被害者救済を「政治判断」するよう迫られた田村氏は、回答を保留した】


 中国新聞 2021/7/21 0:15
高裁判決「容認しづらい」 「黒い雨」で厚労相、上告見送り慎重
【広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を巡って原告84人全員を被爆者と認めた広島高裁判決で、田村憲久厚生労働相は20日、被告である広島県と広島市が強く主張している上告見送りに慎重な姿勢を見せた。

 判決について「重く受け止めるが、(放射線に関する)他のいろいろな事象に影響する問題とすれば容認しづらい」と述べた。28日の上告期限まで3者の厳しいやりとりが続くとみられる。】


 中国新聞 2021/7/23 18:40
【速報】黒い雨訴訟、政府が広島県と市に上告要求
【広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を巡り原告84人全員を被爆者と認めた広島高裁判決を受け、広島県と広島市、政府の協議が23日午後、広島市役所であった。関係者によると、政府側は高裁判決について「被爆者援護法の枠組みを大きく壊すもので、看過できない」などとして、県と市に上告を求めた。県市側は上告しない意向を示し、引き続き協議することで一致した。

 関係者によると、協議には厚生労働省、法務省、県、市の幹部が出席した。厚労省からは、黒い雨が国の援護対象区域(大雨区域)より広範囲に降ったとして、国の「線引き」の妥当性を否定した14日の高裁判決について「科学的な知見に基づいていない」などと主張した。

 一方、県市側は「黒い雨の被害者の高齢化が進み、一刻も早い救済が必要だ」などと強調。原告84人全員への被爆者健康手帳の交付に加え、援護区域の拡大を求めた。

 協議は約2時間に及んだ。両者とも譲らず、結論は出なかった。それぞれの意見を持ち帰り、再度協議することになったという。

 高裁判決は、黒い雨を巡る初の司法判断となった昨年7月の一審判決を支持し原告全員を被爆者と認定した。黒い雨の現行の援護対象区域の「線引き」の妥当性を否定した上、被爆者認定の枠組みを広げる判断も示し、国に認定の在り方の抜本的な見直しを迫った。】