運転開始から40年を超えた福島第一原発に、延長許可がおりたのは、あの大事故のわずか一月前。
もし 福島第一原発が40年の寿命通りに臨終していたなら、福島原発事故は起きなかった。
高浜原発「40年超え」運転延長? 福島原発は延長後一月で大事故を起したが・・
【もし 06年に東電が想定した大津波に備えた 防潮壁の建設費80億円をケチらなければ・・・

 もし 3.11直前の 「貞観の地震」を考慮した大津波想定を、東電が握りつぶさなければ・・
原発だけでなく、津波の犠牲となった多くの方々の命も救えていたかも知れない。】

40年超の老朽原発 再稼働へ 全国初、福井県知事が同意 25億円のアメ玉2粒で・

「40年ルール」なし崩し、関西電力の老朽原発 再稼働へ猛進=ルール無用、原子力ムラぐるみで・・ 

 NHKニュースWEB 2021年5月12日 18時09分
関電 美浜原発3号機 来月下旬再稼働へ 事故後初“40年超”運転

【関西電力は、運転開始から40年を超える美浜原子力発電所3号機について,
来月下旬に再稼働すると発表しました。福島第一原発の事故のあと原発の運転は原則40年に制限されていますが国の審査に合格し地元の同意を得ると最長60年の運転が可能となり、美浜原発は初のケースとなります。

経年劣化のリスクなどの観点から福島第一原発の事故のあと、国内の原発は法律で運転期間が原則40年に制限されていますが、電力会社が対策を示し原子力規制委員会の審査に通ると最長60年まで運転延長が可能です。

美浜原発3号機は1976年に運転を開始し、44年余りがたっています。

原発事故のあと10年間停止しているため関西電力では再稼働に当たって特別な点検などを行うとしています。。

原子力規制委 更田委員長「注意すべきは停止の影響」

原子力規制委員会の更田豊志委員長は12日の記者会見で、3号機が原発事故後10年止まっていたことに触れ、「再稼働で注意すべきは停止の影響だと考えている。ハード面の変化もあると思うが、作業に当たる人の緊張感や経験の伝達などには、十分注意を払ってもらいたい」と述べました。

そのうえで「関西電力の場合は、再稼働したほかの原発を持っているという有利さを生かしてほしい。人を送って経験を積むとか、経験を持った人が美浜原発に来るとか、さまざまな工夫の余地がある」と述べ、ソフト面の対策を徹底するよう求めました。

一方、高浜原発は、1号機で14日から原子炉に核燃料を入れる作業が始まりますが、規制委員会から設置が義務づけられているテロ対策の施設が来月の期限内に完成しないため、今回の作業では再稼働が行われず、再び核燃料が取り出される計画です。】一部抜粋