規制委は、相次ぐ東電の不適切行為を問題視、柏崎刈羽原発に停止命令が出したが・・

もし、東電の適格性の可否を決定する段階で、原発ID不正入室問題(規制庁が規制委へ故意に?報告せず)が発覚していれば、(規制委は)適格性は認める決定を下せなかった筈。 (規制委だけが知らなかった?というのも不自然だが・・)

その意味で、停止命令だけでは処分が軽すぎる。
当然、適格性ありとする決定を取り消し、安全性審査も一からやり直す必要があるのでは?

適格性を欠くのは、ひとり東電だけでなく、規制庁、規制委、そして中越沖地震に耐えられなかった柏崎刈羽原発そのものも。 再稼働など有り得ない。
柏崎刈羽原発 再稼動絶望的? 防潮堤、地震による液状化でアウト?
【水分を多く含む軟弱な地盤が地震で泥水のように変化する液状化の恐れは、規制委の適合審査の過程で発覚した。

 柏崎刈羽の敷地海側には二〇一三年に、想定する七メートル前後の津波を防ぐ防潮堤(高さ十五メートル、長さ計約二・五キロ)が完成。規制委は審査で、敷地南側1~4号機前の防潮堤の地盤調査などから、地震発生時に液状化する可能性を指摘した。】
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原発ID不正入室問題=問われる、東電と規制委・規制庁の適格性
【この期に及んで規制庁は、「不正侵入問題は、保安規定には違反していない」??
と開き直っているが・・

東電の適格性を問う審査中に起こったID不正入室問題。 
原子力ムラの代理人?旧保安院の残党?規制庁が、東電を思いやり?規制委への報告を故意に怠らなければ、東電に適格性あり??という審査結果は出なかったのでは?】

原子力規制委というより推進委・・東電に原発運転の適格性あり??
【何処をどう審査すれば、東電に『原発を運転する適格性』があると判断できるのか?
そもそも 柏崎刈羽原発の立地自体が、適格性を欠いている。】


 新潟日報モア 2021/04/15 11:00
「当然」「姿勢正して」 柏崎刈羽原発燃料装塡禁止 地元から厳しい声

【東京電力柏崎刈羽原発でテロなどを防ぐ核物質防護体制の不備が相次いだ問題で、原子力規制委員会は14日、東電に対して原子炉への燃料の装塡(そうてん)など、核燃料の移動を禁じる是正措置命令を出した。地元新潟県柏崎市では「当然の判断だ」との声が上がり、東電の体質に改めて厳しい目が向けられた。

 同日夜に柏崎市で開かれた「原発の透明性を確保する地域の会」の定例会。柏崎刈羽原発の安全性を住民が議論する場で、原発推進、反対の立場を超えて、東電に厳しい声が飛んだ。

 原発に反対する委員は「悪意を持った人が侵入できる環境に、長く住まわされていたのは恐ろしい」と批判。推進する委員も相次ぐ不祥事に「ものすごく残念。東電福島第1原発事故を振り返り、原点に立ち返ってほしい」「落胆以外の何物でもない」と述べた。

 「原子力規制庁は毎日原発に入っていたのに不祥事を見抜けなかった」と規制側への不信を口にする委員もいた。

 街の人にも憤りが広がる。柏崎市の男性(78)は「東電は不祥事が相次いでいて命令が出ても仕方がない。形だけの設備、点検をしていた。規制委も同じ。しっかり姿勢を正してもらいたい」と注文する。】一部抜粋