柿タンニンに、他人に感染させず 他人から感染しない効果があるなら・・
副作用が怖いワクチンより、こちらに方がずっと役に立つのでは?

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 ANNnewsCH 2020/09/15
「柿渋」がコロナ無害化と発表 奈良県立医科大学(2020年9月16日)

【奈良県立医科大学は果物の渋柿から取れる「柿渋」が新型コロナウイルスを無害化させるという研究結果を発表しました。

 柿渋は、渋柿を絞って発酵・熟成させたもので、古くから塗料や染料などに使われてきました。奈良県立医科大学は、新型コロナウイルスと唾液を混ぜ、純度の高い柿渋を加えて10分間置いたところ、ウイルスが無害化したと発表しました。あめやラムネなどに柿渋を混ぜて口に含むことで、新型コロナの感染を予防できる可能性があるということです。
 奈良県立医科大学免疫学・伊藤利洋教授:「濃度、接触時間、エビデンスに基づいたことをしっかりと考えないといけない。『柿を食べたらいい』というわけでは決してない」
 今後は、製品化できる企業を募るとともに、人に効果があるか臨床研究も進める方針です。】


 Yahoo!ニュース・関西テレビ 9/15(火) 18:21配信
”柿渋”が、新型コロナを「無害化」…奈良県立医大が発表『ただ柿を食べればいいというわけではなく…』
【奈良県が収穫量で全国2位を誇る、特産品の柿に含まれる成分が、新型コロナウイルス対策の救世主?になるかもしれません。

奈良県立医大が、15日、柿タンニン、いわゆる「柿渋」が、新型コロナウイルスの感染力をなくすことが実験で証明されたと発表しました。

青い渋柿を絞って発酵・熟成させた「柿渋」の茶色い粉末。
この柿渋をめぐって15日、世界で初めの発表が…

【奈良県立医大(免疫学)伊藤利洋教授】
「柿渋が新型コロナウイルスを1万分の1以下に不活化するということを世界で初めて実験的に確認するに至りました」

奈良県立医科大学では高濃度の「柿渋」と新型コロナウイルスを唾液と混ぜ、10分間置いたところウイルスが無害化したという研究成果を発表。

今回は基礎研究ということで今後、臨床研究などを行い飴やガムなどに混ぜた商品も開発したいとしています。

【奈良県立医大(免疫学)伊藤利洋教授】
「最終的には予防効果を狙いたいと考えております」

柿渋をめぐっては、先週…

【荒井正吾 奈良県知事】
「ウイルスに対するきく薬ではないけど…、柿渋が、あの~、不活性化に寄与するじゃないという報告がありました。特許を出願中でございますので、私がそんなしゃべっちゃったいけないんですけど…」

新型コロナウィルスの対応では顔がみえないと批判があがり、SNSなどで「荒井どこ行った」と揶揄されていた荒井知事でしたが、奈良県特産品での研究ということで、今回ばかりはいち早く結果を発表、後押した形です。

8月には隣の大阪で、「うがい薬」の買占め・転売騒動があったばかりですが…

【奈良県立医大(免疫学)伊藤利洋教授】
「ちょっと柿を食べたらいいのかとかそういうわけでは決してない。しっかりと濃度、接触時間、エビデンス(裏付け)に基づいたことをしっかり考えないとただ単に(柿を)食べればいいというわけではない」

食品として製品化を目指す「柿渋」とは、一体どんなものなのか。
お邪魔したのは奈良県立医大に「柿渋」を提供した企業。

記者の前に出されたのは、柿渋の粉末です。

――Q:これ食べることはできるんですか?
【石井物産 石井和弘代表】
「食品用で開発していますので大丈夫です。あとからくると思うんですわ。お砂糖とかの量によって効き目はあるけれども、渋みを感じにくいものを探していかなきゃいけない」

柿を使った食品の製造・販売をしているこちらでは、今回の研究成果に、喜びを隠せません。

【石井物産 石井和弘代表】
「うれしかったですね。やっと日の目をみるのかな。予防的にでも使って効果があるのが証明されれば、柿渋業界にとってもいい効果がある大変うれしい」

また、明治時代から「柿渋」を製造・販売してきた老舗企業も、今回の研究への協力に意欲をみせています。

【トミヤマ 冨山敬代代表】
「元々地味な柿渋なので、こういう風に報道されるものじゃないと思っていた。そんなに、っていう感覚でまだいる状態。コツコツ柿渋を作っている業者なので、新型コロナウイルスで世の中の役に立てるのであればこれ以上に喜ばしいことはないので頑張りたいと思います」

急に脚光を浴びることになった「柿渋」。
奈良初の研究が、世界を救うことになるのでしょうか?】

 ニュースイッチ・日刊工業新聞 2020年9月16日
柿渋で新型コロナを不活化!?感染力1万分の1に。奈良県立医科大が発表

【奈良県立医科大学の伊藤利洋教授と矢野寿一教授、同大学MBT研究所、同大学と連携企業による団体MBTコンソーシアム(奈良県橿原市)は15日、高純度の柿渋を使い新型コロナウイルスの不活化に成功したと発表した。試験管内で柿渋中のタンニンが感染力を持つ同ウイルスを1万分の1以下に減らすと確かめた。今後、実用化に向けて共同研究企業を公募し、数カ月中にも食品で応用し世界での流通を目指す。

柿渋は食品として実績があり安全性が高いため、予防が期待できる食品として早期実用化を目指す。世界への供給を前提に、あめやチューインガムなど口の中で一定時間タンニンの濃度を保てる形状で展開する方針。

口腔(こうくう)内に近い条件での実験として、試験管内に唾液と新型コロナウイルスを入れ、高濃度に抽出した柿タンニンを加えた。軽く混ぜて10分間置くと、感染力を持つウイルスは1万分の1以下に減少した。

一方、数分の1に希釈したタンニンでは効果が低かったことから、一定以上の濃度が必要と判断した。不活化の仕組みは明らかではないが、インフルエンザウイルスなどと同様、ウイルスの細胞への侵入経路を事前にタンニンがふさぐと推測される。

同日の奈良医大での会見で、MBTコンソーシアムの理事長を務める同大学の細井裕司学長は「今、求められている研究成果で数年後の実用化では間に合わない。一刻も早く世界へ発信したい」と意気込みを述べた。】