いったいどうすれば、2週間も掛け修正して同様のERRを起こせるのか?
発注の仕様が悪いのか?受注した富士通や再委託先のITベンダーが余程無能なのか?
やはり、ITスキルZEROの安倍政権には、オンライン申請は荷が重いのでは?

一億円も掛けたシステムがこの体たらく、発注者の厚労省が無能なら、受注者の富士通も無能? 

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 日本経済新聞 2020/6/5 23:15更新
雇用調整助成金、申請情報漏れ オンライン停止

【厚生労働省は5日、雇用調整助成金のオンライン申請システムの運用を再び停止したと発表した。5日正午に運用を再開した後に不具合が見つかった。少なくとも1社の申請書類が他の業者から見られる状況になっていた。運用停止までに約200社が申請を進めていたため、他にも情報漏れがないか事実確認を進めている。

厚労省はシステムについて随意契約の形で富士通に発注していることを明らかにした。富士通はさらに3社に業務を委託している。システムのプログラムに不具合の原因がある可能性がある。厚労省は申請書類が他社に見られる状態になった1社に5日時点で状況を説明できていないという。

オンライン申請は5月20日に開始したが、個人情報が閲覧できる問題が発生したために運用を停止し、5日に再開したばかりだった。

雇用調整助成金は業績が悪化した企業が、従業員に支払った休業手当の費用を助成する仕組みだ。中小・小規模企業の事業主がハローワークの申請窓口に殺到し、混雑する問題が発生している。オンライン申請によって、改善しようとしていたが再びつまずいた。】


 日経XTECH 2020.06.05
雇用調整助成金のオンライン申請が復旧3時間後に再びダウン、再開時期は「未定」
【厚生労働省が2020年6月5日に再開させた、雇用調整助成金のオンライン申請システムに再びシステム障害が発生している。5月20日のシステム障害から復旧して6月5日正午にシステムを再開させたものの、午後3時ごろに申請サイトに接続できなくなった。「調査しているが原因は不明、再開時期は未定」(厚労省)という状況だ。

 6月5日午後6時時点で「雇用調整助成金等オンライン受付システム」の専用サイトにアクセスすると、サーバー側と正常に通信できていない「502 Bad Gateway」のエラーが表示される。システム再開後にオンライン申請が何件あったかは「不明」(同)という。

 同システムは稼働開始日である2020年5月20日午前10時ごろに稼働させたものの、システム障害を起こして同日中に運用を停止した。ほぼ同時刻に登録した別の申請者に対して重複するIDを付与するバグがあり、他人の登録情報が閲覧できるなどのトラブルが発生した。厚労省は開発担当のITベンダーに原因究明とシステム修正を指示。6月2日にシステム修正が完了したとして、加藤勝信厚労相は6月5日正午のシステム再開を発表していた。

関連記事:厚労省が雇用調整助成金システムの稼働を延期、他人の情報を閲覧できる不具合

 厚労省は新型コロナウイルス対策の感染拡大を受けて、同システムを2020年4月ごろから急ぎ開発したようだ。システム開発は富士通が約1億円で受注した。一刻も早い稼働が求められ納期が厳しい案件とはいえ、度重なるシステム障害を起こした。政府が新型コロナ対策として進めている申請オンライン化の先行きに暗い影を落としている。】