環境への影響が少ない?トリチウム以外は、
ALPSで取り除いた、捨てても安全?な〝原発処理水〟という前提からして大嘘だった。

原発処理水は、トリチウム水以外にも、基準値を大きく超えた放射性物質をたっぷり含んでいた。
そのことは 、東電・原子力ムラ政府も認め、何度もニュースで流れていたのだが・・
8割が浄化不全の原発汚染水 政府 「浄化できる」と、在日外交官に根拠のない説明

脳天気な日本国民は、残った放射性物質はポンコツALPSで取り切れる?と信じ?
さして問題視してこなかった。

福島県漁連も、風評被害を心配するだけで、
トリチウム水以外の基準値を大きく超えた放射性物質で汚染される実害については、
なぜか?無視を決め込んできた。

東電・原子力ムラ政府が、「捨てても安全?なトリチウム水を捨てたい」と言うなら、
まずは、その前提条件を満たさなければ・・
トリチウム以外にも残留する放射性物質は無視!? 海洋投棄が「現実的な選択肢」というド阿呆

しかし、フィルター方式のポンコツALPSでは、何度通そうと基準値以下に浄化することは不可能、その証拠に、今も7割の処理水?が基準値を大きく上回っている。

最初の頃、ALPSを稼働させていろいろトラブルがありましたけど、トラブルがあった頃の水もたまっているのできれいになりきれなかった水がたまっているものもあります」と、
言い訳をしても、現実は変わらない。

しかし、放射能で汚れた未浄化処理水を、簡単に、純粋?なトリチウム水にする方法はある。
しかも、幼稚園並みの技術力しか持たない 日本の原子力ムラ技術陣も既知の方法で・・
汚染水処理ー玄海原発では蒸留法で完全分離、しかしポンコツALPSは基準値超の取り残し、なぜ??

ヒントは、東電・原子力ムラがボツにした大気放出にある。
汚染水を蒸発させ、大気放出」 という案だが、

汚染水を蒸発させるが、その蒸気を逃がさず、再び液体に還元すれば、あら不思議
純粋?なトリチウム水に・・

しかも、ポンコツALPSが取り残した基準値を大きく超えた有害な放射性物質だけが、
蒸発せず残る。というオマケ付き。

ALPSという虚大な装置で、貴重な時間を費やし、
大量の汚染済みフィルターを製造?することは、最初から必要なかったのだ。

トリチウム水の処分は、純粋?なトリチウム水に浄化が済んでからだが、

純粋?なトリチウム水という表現も正しくない、正確?には、普通の水とトリチウム水の混合水だ。

この混合水から、トリチウム水を分離することは 困難と、原子力ムラ技術陣は言うが、
これも、甘利に簡単で 拍子抜けしてまうような方法が・・
トリチウムは除去できない、だから海洋投棄というが・・超簡単、一瞬で分離できる方法が

結局、1000基のタンクに貯められた放射能汚染水は、何処にも捨てずに処理出来てしまうのだ。 但し、その気になれば・・
トリチウム含む放射能汚染水の処分“ 海洋投棄も大気中投棄も許さない 実現可能な対案。

 Yahoo!ニュースより
福島第一原発の汚染処理水の海洋放出の知られざるリスク「サンデーモーニング」が指摘した“不都合な真実”

【水島宏明 | 上智大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター 3/9(月) 12:12

2011年に原発事故を起こして廃炉作業が続く東京電力・福島第一原発。その後も処理した水を貯めるタンクが溜まり続けて敷地がいっぱいになり、今後の課題として「海洋放出」するのかどうかという検討が行われていることは筆者もその後の報道で知ってはいた。ただし、その場合に「海洋放出」されるのは、あくまで処理がきちんと進んで「無害化された水」だとばかり思い込んでいた。

 ところが本当に「無害化された水」ばかりなるのかどうか、疑わしいのではないか?

 そう考えたのは3月8日(日)のTBS「サンデーモーニング」の東日本大震災特集を見てからである。

 東日本大震災と原発事故から9年経ち、第一原発の処理についての報道はかなり断片的なものになっている。それゆえ、細かい状況について知っているつもりで知らないことが多い。

タンクに貯蔵された処理水の汚染度には「大きなバラつき」がある

 1000基のタンクのうち「J1−D」と呼ばれる9基のタンク群の中にある処理水は、ストロンチウムなどが排水基準を1万4000倍も超過しているというのだ。人体の骨などに残りやすい有害がストロンチウムなどがフィルターの不具合で残ったためだという。

 断片的な新聞記事や日々のテレビニュースではたまにストロンチウムが処理できないことまでは報道しても、それが「フィルターの不具合」によるものだったということはこの「サンデーモーニング」の報道で初めて知った。

 東京電力の担当者は番組の取材に以下のように答えている。

(東京電力 廃炉コミュニカーションセンター・木元崇宏副所長)

「最初の頃、ALPSを稼働させていろいろトラブルがありましたけど、トラブルがあった頃の水もたまっているのできれいになりきれなかった水がたまっているものもあります」

規制基準を上回る汚染処理水は今も全体の7割

 番組では処理された汚染水が規制基準の内にあるかどうかをグラフ化して示した。すると処理後も基準の100倍以上というものもあり、全体で7割が規制基準を超えていることがわかった。

 これに対して、国や東京電力の説明は以下の通りだ。 

(国・東京電力)

「ALPSではトリチウム以外の放射性物質は除去できる」

「トリチウムは生物への影響も小さく、国内外の原子力発電所でも海洋放出はしている」

 こうして説明されてきたので、筆者の認識もそうした程度にとどまっていた。トリチウム以外は問題はないのだろうと。

 ところが番組では「(汚染処理水に)トリチウム以外の物質が含まれていることが明かになったのは一昨年になってからでした」と説明して、2018年8月に東京で行われた専門家会議の公聴会のVTRを映し出した。

(公聴会で発言した女性)

「トリチウムだと思ったら、トリチウムじゃない水だった。そういうことでもう・・・この公聴会、前提がおかしいです。やり直してください。以上です」

ALPSが除去する実力がなかったことでたまってしまった、基準以上の危険が残ったままの汚染処理水

それでもALPSは基準を満たす除去の実力があるとする東電・国


 海洋に流してしまう前にもっと検証して議論すべきことがあると、この日の「サンデーモーニング」の特集は教えてくれた。

 日本人にはどうも「細かい話」に目をつぶってしまう癖がある。

 スタジオに出演した鈴木達治郎氏(長崎大学教授・元原子力委員会委員長代理)が以下のようにコメントしていた。この言葉は肝に銘じたい。

「透明性と信頼性ということを言いたい。データが本当は処理されているはずだったのが処理されていないことが後でわかった。これが信頼をなくしている。だから常に第三者機関をつくって監視するシステムをつくってほしいと私も言ってきたが、それが実現していない」】