大人への一歩は投票からと私も思うが、日本ではなんと、
有権者の半数が投票に行かない、半人前の大人?
有権者の半分が、「投票に行かない」 という選択をした結果、どうなった?
参院選「選挙に行こう!」と言われてもーしかし「若者よ、選挙に行くな!」と言われてみれば・・
戦前まで女性に選挙権はなかった、もっと以前にはお金持ちにしか選挙権はなかった。せっかく手に入れた選挙権を無駄にしていいのか?
一人前の大人には、子や孫により良い日本を引き継ぐため、政治を監視する責任があるのでは?
台湾総統選の投票率は74・90%。日本も首相公選制になれば、有権者の半数の無投票層も、投票に行くのだろうか?
台湾総統選、蔡英文氏が再選 最多の得票で野党候補破る
政治に不満を抱えながらも 斜に構え棄権すれば、現政権を支持し白紙委任したも同然。
入れたい候補がいなければ、落としたい候補と対極の有力候補に投票するという選択も・・
あなたに託された一票を投げ出して喜ぶのは、現政権の与党・自民党と公明党。
あなたが今の政治に満足で、自・公政権を支持するのなら、それでもいいが・・
平和憲法を改正?して、戦争をできる普通の国にするのに賛成なら何も言わないが・・
※ 若者よ戦場に行きたいか?現実味増す憲法改正:自民、維新、みんなで3分の2
前回の衆院選で圧勝した自民党でも、得票率は2割以下。
※ 自民党、大敗した09年より384万票減でも大勝??民主自爆、低投票率で・・
政治不信で棄権した4割の無投票層が投票すれば、日本は確実に変わる。
※ 参院選:自民大勝利、国民不戦敗。投票率52.6%、47%は戦わずして白旗!
なにしろ自民党の倍の議員さんを当選させられる?のだから。
関連記事 棄権は危険!「悪い政治家は、投票しない善良な市民によって選ばれる」
嘘のようなホントの話 「支持政党なし」党、10万票獲得 比例区北海道
山陽新聞・社説
成人の日 未来を選択する力蓄えて
【きょうは「成人の日」。1月1日時点で20歳の新成人は121万人で、一昨年と並んで過去最少となった(統計のある1968年以降)。岡山県内では1万9千人余りが大人の仲間入りをし、きのうは県内各地で成人式が行われた。感慨や決意を胸に多くの人が臨んだことだろう。
今年の新成人は、若者の政治参加にかつてなく社会の目が集まる中で節目を迎えた。夏の参院選では18、19歳の約240万人に初めて選挙権が与えられる見通しだ。20歳を合わせて360万人の若い民意が、新しく政治に反映される。戦後の民主主義の大きな転換点と言ってよい。
そうは言っても「選挙なんか関係ない」と思う人も多いかもしれない。ただ、今年、若者と政治の距離が縮まるのは確かである。高校などで、主権者教育として政治家の活動や議会の仕組みなどに関心を高める取り組みが続いているからだ。さほど興味を持てないまま選挙権を得る人が減り、若者の政治離れに歯止めが掛かると期待されている。
安倍晋三首相は、憲法改正が参院選の争点だと明言した。自民党など改憲を目指す勢力が3分の2以上の議席を得れば、改憲は具体的な政治日程に上ってくる。国の重大な選択につながる選挙であり、話が難しいからと背を向けず、政党や候補者の主張に耳を傾けてみてほしい。
スイス出身の“政治好き”タレント、春香クリスティーンさんは、来日後、日本の高校生が政治や社会に無関心なことに驚いたと語っている。スイスでは、おしゃれや恋愛の話と同じように友達同士で政治の話をするという。
日本の若者たちが極端に無関心とは思えないが、まじめに政治を語るのは「格好悪い」と遠ざける空気があるのは確かだろう。ただ、変化も見えている。昨年は安全保障法制に反対する若者のデモが注目された。その主張に賛否はあるにせよ、政治に向けた自分たちのメッセージを発したいという思いを行動に移し、社会現象にまで高めたことは注目したい。
とはいえ、最終的に多数決で決する議会政治を、デモだけで変えることはできない。言うまでもなく、政治を動かす最強の手段が投票だ。若者からはよく「何を基準に、誰に投票していいか分からない」という声も聞く。まずは自分が関心のあるテーマに絞って判断し、1票を投じてみてもいい。
いま「大人とは」という議論が盛んだ。成人年齢を「20歳」とする民法を改正して「18歳」に改める動きである。罪を犯した未成年者を成人と区別して保護する少年法の年齢の線引きや、飲酒や喫煙を認める年齢を2歳引き下げることも話し合われている。
20歳は大人の「入り口」と呼ばれるが、すでに社会の重要な担い手だ。そうした自覚を持って、地域や政治に積極的に関わってほしい。】
2015年1月12日付・産経ニュースより
成人の日 大人への一歩は投票から
【めでたく大人の仲間入りをした20歳の皆さん、きょうの新たな門出を心から祝福します。
平成27年1月1日時点の新成人は126万人だ。前年より5万人増えたものの、昭和45年のほぼ半分で、平成7年以降の減少傾向にも大きな変化は見られない。
若者の減少は国家を支えるべき生産年齢人口の減少にもつながるから、根本的な人口増対策が急がれるのは当然ながら、若者世代の声が相対的に政治に反映されにくくなるという一面も見逃すわけにはいかない。
それでなくとも政治に無関心な若者が多く、国政選挙の年代別投票率がそのことを如実に物語る。昨年末の総選挙の詳細な分析はまだだが、平成24年までの過去15回の総選挙では、20歳代が最も低い投票率となっている。2年を最後に50%超えはない。
社会人としての役割をわきまえ、信念をもって行動することが大人である要件の一つだと考えるならば、自らの境遇や社会の矛盾に不平を言うだけだったり、投票しても何も変わらないなどと諦めたりするのではなく、意思を明確にする行動力を身につけたい。
公職選挙法における投票権年齢を18歳以上とする法案が、今月召集予定の通常国会に提出される見通しだ。20歳でも未熟なのにと懸念する声も少なくはないが、初めから完成された大人なんていまい。一歩一歩着実に、大人に成長していってほしい。
成人として自らのスネで立つには、何より仕事に就かなくてはならない。しかし昨今は、職を得ても「自分に向いていない」などとすぐに投げ出してしまう若者気質が指摘されてもいる。
作家の水上勉は9歳で家を出てから膏薬(こうやく)の行商、洋服の展示販売など多くの職業を経験し、見聞きする中で、「職業というものは、それにたずさわる側の人の心で、ずいぶんちがうものであり、いいかえれば、天職にもなるし、ならぬこともある」(『働くことと生きること』)と知った。いかなる経験も将来への糧とする前向きな生き方を学びたい。
弱冠二十歳の弱には、柔らかいの意もある。どうせ…と諦めるのではなく、自身や日本の将来を若者らしい柔軟な発想で展望し、行動につなげてほしい。今春の統一地方選での「一票」がさしずめ、大人への第一歩となろうか。】
有権者の半数が投票に行かない、半人前の大人?
有権者の半分が、「投票に行かない」 という選択をした結果、どうなった?
参院選「選挙に行こう!」と言われてもーしかし「若者よ、選挙に行くな!」と言われてみれば・・
戦前まで女性に選挙権はなかった、もっと以前にはお金持ちにしか選挙権はなかった。せっかく手に入れた選挙権を無駄にしていいのか?
一人前の大人には、子や孫により良い日本を引き継ぐため、政治を監視する責任があるのでは?
台湾総統選の投票率は74・90%。日本も首相公選制になれば、有権者の半数の無投票層も、投票に行くのだろうか?
台湾総統選、蔡英文氏が再選 最多の得票で野党候補破る
政治に不満を抱えながらも 斜に構え棄権すれば、現政権を支持し白紙委任したも同然。
入れたい候補がいなければ、落としたい候補と対極の有力候補に投票するという選択も・・
あなたに託された一票を投げ出して喜ぶのは、現政権の与党・自民党と公明党。
あなたが今の政治に満足で、自・公政権を支持するのなら、それでもいいが・・
平和憲法を改正?して、戦争をできる普通の国にするのに賛成なら何も言わないが・・
※ 若者よ戦場に行きたいか?現実味増す憲法改正:自民、維新、みんなで3分の2
前回の衆院選で圧勝した自民党でも、得票率は2割以下。
※ 自民党、大敗した09年より384万票減でも大勝??民主自爆、低投票率で・・
政治不信で棄権した4割の無投票層が投票すれば、日本は確実に変わる。
※ 参院選:自民大勝利、国民不戦敗。投票率52.6%、47%は戦わずして白旗!
なにしろ自民党の倍の議員さんを当選させられる?のだから。
関連記事 棄権は危険!「悪い政治家は、投票しない善良な市民によって選ばれる」
嘘のようなホントの話 「支持政党なし」党、10万票獲得 比例区北海道
山陽新聞・社説
成人の日 未来を選択する力蓄えて
【きょうは「成人の日」。1月1日時点で20歳の新成人は121万人で、一昨年と並んで過去最少となった(統計のある1968年以降)。岡山県内では1万9千人余りが大人の仲間入りをし、きのうは県内各地で成人式が行われた。感慨や決意を胸に多くの人が臨んだことだろう。
今年の新成人は、若者の政治参加にかつてなく社会の目が集まる中で節目を迎えた。夏の参院選では18、19歳の約240万人に初めて選挙権が与えられる見通しだ。20歳を合わせて360万人の若い民意が、新しく政治に反映される。戦後の民主主義の大きな転換点と言ってよい。
そうは言っても「選挙なんか関係ない」と思う人も多いかもしれない。ただ、今年、若者と政治の距離が縮まるのは確かである。高校などで、主権者教育として政治家の活動や議会の仕組みなどに関心を高める取り組みが続いているからだ。さほど興味を持てないまま選挙権を得る人が減り、若者の政治離れに歯止めが掛かると期待されている。
安倍晋三首相は、憲法改正が参院選の争点だと明言した。自民党など改憲を目指す勢力が3分の2以上の議席を得れば、改憲は具体的な政治日程に上ってくる。国の重大な選択につながる選挙であり、話が難しいからと背を向けず、政党や候補者の主張に耳を傾けてみてほしい。
スイス出身の“政治好き”タレント、春香クリスティーンさんは、来日後、日本の高校生が政治や社会に無関心なことに驚いたと語っている。スイスでは、おしゃれや恋愛の話と同じように友達同士で政治の話をするという。
日本の若者たちが極端に無関心とは思えないが、まじめに政治を語るのは「格好悪い」と遠ざける空気があるのは確かだろう。ただ、変化も見えている。昨年は安全保障法制に反対する若者のデモが注目された。その主張に賛否はあるにせよ、政治に向けた自分たちのメッセージを発したいという思いを行動に移し、社会現象にまで高めたことは注目したい。
とはいえ、最終的に多数決で決する議会政治を、デモだけで変えることはできない。言うまでもなく、政治を動かす最強の手段が投票だ。若者からはよく「何を基準に、誰に投票していいか分からない」という声も聞く。まずは自分が関心のあるテーマに絞って判断し、1票を投じてみてもいい。
いま「大人とは」という議論が盛んだ。成人年齢を「20歳」とする民法を改正して「18歳」に改める動きである。罪を犯した未成年者を成人と区別して保護する少年法の年齢の線引きや、飲酒や喫煙を認める年齢を2歳引き下げることも話し合われている。
20歳は大人の「入り口」と呼ばれるが、すでに社会の重要な担い手だ。そうした自覚を持って、地域や政治に積極的に関わってほしい。】
2015年1月12日付・産経ニュースより
成人の日 大人への一歩は投票から
【めでたく大人の仲間入りをした20歳の皆さん、きょうの新たな門出を心から祝福します。
平成27年1月1日時点の新成人は126万人だ。前年より5万人増えたものの、昭和45年のほぼ半分で、平成7年以降の減少傾向にも大きな変化は見られない。
若者の減少は国家を支えるべき生産年齢人口の減少にもつながるから、根本的な人口増対策が急がれるのは当然ながら、若者世代の声が相対的に政治に反映されにくくなるという一面も見逃すわけにはいかない。
それでなくとも政治に無関心な若者が多く、国政選挙の年代別投票率がそのことを如実に物語る。昨年末の総選挙の詳細な分析はまだだが、平成24年までの過去15回の総選挙では、20歳代が最も低い投票率となっている。2年を最後に50%超えはない。
社会人としての役割をわきまえ、信念をもって行動することが大人である要件の一つだと考えるならば、自らの境遇や社会の矛盾に不平を言うだけだったり、投票しても何も変わらないなどと諦めたりするのではなく、意思を明確にする行動力を身につけたい。
公職選挙法における投票権年齢を18歳以上とする法案が、今月召集予定の通常国会に提出される見通しだ。20歳でも未熟なのにと懸念する声も少なくはないが、初めから完成された大人なんていまい。一歩一歩着実に、大人に成長していってほしい。
成人として自らのスネで立つには、何より仕事に就かなくてはならない。しかし昨今は、職を得ても「自分に向いていない」などとすぐに投げ出してしまう若者気質が指摘されてもいる。
作家の水上勉は9歳で家を出てから膏薬(こうやく)の行商、洋服の展示販売など多くの職業を経験し、見聞きする中で、「職業というものは、それにたずさわる側の人の心で、ずいぶんちがうものであり、いいかえれば、天職にもなるし、ならぬこともある」(『働くことと生きること』)と知った。いかなる経験も将来への糧とする前向きな生き方を学びたい。
弱冠二十歳の弱には、柔らかいの意もある。どうせ…と諦めるのではなく、自身や日本の将来を若者らしい柔軟な発想で展望し、行動につなげてほしい。今春の統一地方選での「一票」がさしずめ、大人への第一歩となろうか。】