トランプ大統領に拠る イラン核合意離脱に端を発した湾岸危機。
報復の連鎖が、戦争へと発展しない事を願うばかりだが・・

イラン司令官の殺害は、ビジネスマン・トランプから、軍需産業&米・石油産業&武器輸入国・サウジへのお年玉か??
SIPRI,「サウジは世界最大の武器輸入国」
「軍産複合体」繁栄のため? 世界に平和が訪れると〝別の敵〟が必要に?
【ベルリンの壁が崩壊して冷戦が終わり、世界に平和が訪れたかに見えたが・・

 アメリカは、「軍産複合体」繁栄のため? 今も 自ら育てたテロ組織と戦っている?
※ イスラム国もアルカイダも「育てた」のはアメリカ。再び悪夢を繰り返す中東戦略の矛盾

 今のアメリカは、世界平和の番人でも、世界の警察官でもありません。
強大な軍事力を背景にした、凶暴なギャング国家?ならずもの国家?そのものなのです。
※ 「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史」

湾岸地域の石油に依存しない?アメリカに取って、湾岸危機で得るものは有っても、失うものは何もない?

武器は売れ、原油価格は上昇、世界一の武器輸出国、そして産油国でもあるアメリカには、願ったり叶ったりだろう。

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 ブルームバーグ より
原油急伸、トランプ大統領指示の空爆でイラン革命防衛隊司令官死亡
【イラクでの空爆で死亡したのは革命防衛隊有力者ソレイマニ司令官
ブレント原油とWTI原油の先物は一時4%余り急騰
原油相場がアジア時間3日に一時1バレル=70ドル近くに急騰した。トランプ米大統領の指示を受けた米軍によるイラクでの空爆で、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の司令官が殺害されたのを受け、世界で最も重要な石油生産地域で軍事衝突が生じるとの懸念が強まった。

  アジア時間3日の取引は波乱のスタートとなり、ロンドンの北海ブレント原油とニューヨークのウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油の先物は一時4%余り急騰。昨年9月にサウジアラビアの石油施設が攻撃を受けて世界の原油供給約5%が停止して以来見られなかった水準に達した。

  米国防総省の発表によると、バグダッド国際空港付近での空爆で殺害されたのは革命防衛隊コッズ部隊を率いていたソレイマニ司令官。石油施設や生産に影響は出たわけではないが、イランの屈指の有力司令官が殺害されたことで、米国とイランの対立はエスカレートする恐れがあり、中東全般が不安定化するリスクがある。】

 NHKニュースWEBより
司令官殺害 イランは報復措置の考え アメリカとの衝突に懸念



 Yahoo!ニュース・AFP=時事より
トランプ大統領がイラン司令官の殺害を命令、ハメネイ師は「報復」誓う
【イラクの首都バグダッドの国際空港で3日未明に起きたロケット弾攻撃で、米国防総省は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がイラン革命防衛隊(IRGC)の精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」のガセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官の殺害を命じたことを明らかにした。

 バグダッドでは、米軍による親イラン派の強硬派組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ、Hezbollah Brigades)」への空爆で戦闘員25人が死亡したことを受けて、人民動員隊の構成員と支持者らが米大使館を包囲する事件が起きたばかりだった。

 国防総省は米東部時間2日、バグダッド空港への攻撃について「海外に展開する米国の人員を守るための断固たる防衛措置」だと説明。「ソレイマニ司令官はイラクで米国の外交官と軍人に対する攻撃計画を積極的に練っていた。ソレイマニ司令官と指揮下のコッズ部隊は、米軍と同盟軍の兵士数百人の死と、数千人以上の負傷に対して責任がある」と述べた。

 革命防衛隊は、ソレイマニ司令官が「米国の攻撃により殉教した」と発表。革命防衛隊元トップでイランの主要な諮問・仲裁機関である公益判別会議のモフセン・レザイ(Mohsen Rezai)議長は、「恐ろしい報復」を誓った。】一部抜粋