NHK・福島 NEWS WEB・原発 燃料取扱機でまたトラブルでは「液体を送り込むホースの継ぎ目がはずれていた」と、『継ぎ手が破断』した事実を伝えず、液体の正体もぼかした。

共同通信・核燃料取り出し装置が故障 福島第1原発、継ぎ手破断では、
水圧ホースの継ぎ手が破断・・が約50リットル漏れ」とあるが、共同通信系47ニュース・河北新報では、「機器を駆動する液体(水グリコール)約50リットルが漏れ」と・・

水と水グリコールは、性質も有害性も似ても似つかない別物。
共同通信は、いったい何処で取り違えた?のだろうか?
「水ぐり」という油について
環境Q&A 水・グリコール系作動油の漏出処置方法について

一方、河北新報の表題は 『継ぎ手破断』とせず、「部品一部折損」と、穏当な表現に・・

どうして、同じ事故を伝えるニュースが、こうも違うのだろう?
何処からかの要請なのか?伝言ゲームの末の変容なのか?単に伝える技術不足なのか?
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 河北新報より
<福島第1原発>燃料取扱機の部品一部折損

【東京電力は18日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールから燃料を取り出す「燃料取扱機」の部品の一部が折損し、機器が動かなくなるトラブルが発生したと発表した。
 東電によると機器はマニピュレータと呼ばれ、プール内の核燃料を取り出したりがれきを撤去したりする際に使われる。17日夕に警報が鳴り、機器を駆動する液体(水グリコール)約50リットルが漏れているのが確認された。その後ホースの継ぎ手部品が折れて外れ、機器が動かなくなっていることが判明した。
 漏れた液体はプールに流入し、部品の一部もプール内に落下したとみられる。
 3号機の使用済み燃料プールでは4日、未使用燃料計21体を3回に分けて取り出す作業が始まった。16日までに大方の作業が終了し、東電は燃料取り出しのスケジュール全体に影響はないと説明している。
 今月下旬に始まる年次点検の一環で部品を修理する。がれき撤去は他の機器で対応する。】