被害者・福島県と加害者・原子力ムラは、被ばくを矮小化したいという一点で利害が一致、
県民健康調査」を取り仕切る県立医大は、頑として原発事故と甲状腺がんの関連を否定するが・・

チェルノブイリ原発事故当時、
放射線が健康障害を起こした事実は無い」?とするIAEAに疑問を抱く被災地域の医師たちは、半減期8日の放射性ヨウ素に着目。

甲状腺がんが放射性ヨウ素で起きるなら、事故時に生まれた子供は発病するが、
事故から数ヵ月後に生まれた子供は発病しない
」と仮説を立て、
調査の結果、事故から数ヵ月後に生まれた子供は、ほとんど発病しない事が判明

これにより、甲状腺がんと放射性ヨウ素の因果関係は証明され、IAEA偽りの「安全宣言」は否定されることに・・
安倍総理の盟友・櫻井よしこキャスター(当時)が伝えた、IAEA偽りの「安全宣言」

4歳男児が甲状腺がん 「事故当時0~5歳の発症なし」?被ばく影響否定の根拠崩れる

福島の子ども甲状腺がん検診「縮小」にノーベル賞の益川教授らが怒りの反論! 一方、縮小派のバックには日本財団

「放射線の影響とは考えにくい」に疑問~甲状腺がん患者の8割

チェルノブイリ・史上最大の原発事故 VS フクシマ・史上最長の原発事故

 福島民友ニュースより
原発事故とがんの関連否定 子ども甲状腺の本格検査

【東京電力福島第1原発事故後当時18歳以下だった福島県内全ての子どもを対象とした甲状腺検査で、2014、15年度に実施した2巡目の検査で見つかったがんと被ばくに関連性がないとする中間報告を、専門家による部会がまとめたことが31日、関係者への取材で分かった。被ばく線量が高いとがん発見率が上がるといった相関関係が認められないことなどが理由。福島市で6月3日に開かれる部会で報告する。

 基礎データ収集が目的の1巡目と違い、2巡目は事故によるがんの影響を調べる「本格検査」と位置付けている。2巡目の見解が初めてまとまったことで、今後の検査の在り方に影響を与えそうだ。】

福島県立医科大学・乳腺内分泌甲状腺外科 鈴木眞一
原発事故後の福島県内における甲状腺スクリーニングについて
【小児甲状腺がんについて
頻度は 14 歳以下 0.3%、19 歳以下 1%と全甲状腺がんに占める割合は極めて少ない割合で
す。本邦、欧米とも年間発生率は人口 10 万人あたり約 0.2名とされています。】

甲状腺がん|がんに関する情報|がん研有明病院
【甲状腺から発生するがん
甲状腺から発生するがん(原発性甲状腺がん)には、以下のものがあります。

1. 乳頭がん
日本のようなヨード摂取充足地域(海藻類などをよく食べる国々)では、甲状腺がんの90%以上を乳頭がんが占めます。
女性に多く、10歳台から80歳台まで幅広い年代にみられます。女性10万人あたり年間約8人が乳頭がんに罹るといわれています(男性はその5~8分の1程度)。】

◆甲状腺がん多発原因は、被ばくしかない(2016年4月24日 女性自身)

なぜ福島県は多発する甲状腺がんの子ども達を…次々と隠すのか?

 チェルノブイリ原発事故の被ばく被害 NHK番組「ウクライナは訴える」

【事故から5年後の1991年に、IAEAは事故の報告書を発表したが、「放射線が健康障害を起こした事実は無い」と結論しました。

これに対して、被災地域の医師たちが、疑問の声をあげます。

そして、被曝線量が正確に分からなくても、甲状腺がんなら因果関係を証明できると気づいた。

着目をしたのは、『放射性ヨウ素』です。
これは甲状腺に集まるが、半減期は8日で、事故から数ヶ月で消えてしまっていた。

このため、「甲状腺がんが放射性ヨウ素で起きるなら、事故時に生まれた子供は発病するが、事故から数ヵ月後に生まれた子供は発病しない」という仮説が成り立ちます。

調査の結果、事故から数ヵ月後に生まれた子供は、ほとんど発病しない事が分かりました。

これにより、甲状腺がんと放射性ヨウ素の因果関係は証明されました。

96年に、IAEAはこの事実を認めた。

ウクライナ政府は、甲状腺がんのように、他の病気についても因果関係がやがて証明されると、確信している。】一部抜粋