3・11甲状腺がん子ども基金に、「事故当時4歳の男児」の両親から療養費給付の申請があり、事が発覚。



 甲状腺がん多発は「原発事故が原因とは考えられない」とする御用学者らは、「チェルノブイリで甲状腺がんが目に見えて増えたのは5歳以下、福島では5歳以下では甲状腺がんは見つからず・・」としていたが・・
福島県の甲状腺がんは「原発事故の影響とは考えにくい」と専門家が話す理由

 御用学者らは、その根拠を覆す症例=「事故当時4歳の男児の甲状腺がん罹患」の事実を隠蔽。

 この事実を受け NHKは、
原発事故後の甲状腺検査 がん診断の4歳男児報告されずと報じたが、
「3・11甲状腺がん子ども基金」申請による発覚の経緯には触れず。

 毎日新聞は、民間基金に拠る発覚の経緯を報じるも、表題で「4歳男児」を入れず。
福島原発事故 甲状腺がん療養費10万円給付 民間基金 

 地元紙・福島民友新聞も、
経過観察後の「がん」含まれず  原発事故後の甲状腺検査診断と、報告漏れ?の事実を、御用学者・福島医大側の立場で伝えた。

NHKと毎日新聞の記事を併せてはじめて 〝一人前の記事〟?となるのだが・・・

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 NHKニュースWEBより
原発事故後の甲状腺検査 がん診断の4歳男児報告されず
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 毎日新聞より
福島原発事故 甲状腺がん療養費10万円給付 民間基金 
【東京電力福島第1原発事故後に甲状腺がんを発症した子どもを支援する民間の「3・11甲状腺がん子ども基金」(東京)は31日、当時4歳だった福島県の男児に療養費10万円を給付したと発表した。男児は福島県の県民健康調査後の経過観察中にがんが確認され、手術を受けたが、県は制度対象外として公表していなかったという。

 福島県は当時18歳以下の県内全ての子どもを対象に甲状腺検査を実施。がん、もしくは疑いがあるとされたのは当時5~18歳の184人のみだった。基金によると、男児の両親から療養費給付の申請を受け、検査担当の福島県立医大に確認したところ、「4歳以下の例はない」とされた。

  基金は男児の両親と面談し、診療報酬の明細書などで男児が県立医大で甲状腺の摘出手術を受け、通院治療中を確認した。

 県民健康調査課の担当者は「検査で『経過観察』となり、通常の保険診療に移ったケースは反映されていない」と釈明。県立医大広報推進室は「プライバシーに関わるため答えられない」とした。

 原発事故の国会事故調査委の委員を務めた同基金の崎山比早子代表理事は「健康調査に漏れがあることがはっきりした。原発事故の影響がないというこれまでの説明の根拠が崩れかねず、大きな問題だ」と指摘した。】

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