トルコ、イギリス、共に不採算を理由に撤退を余儀なくされた原発輸出。
日立・三菱が、危険な上 経済的に成り立たない疫病神に未練たらたらなのは、
いったい何故なのだろう?
原発は不要、安全性でも採算性でも。イギリスでもトルコでも・・


安倍総理閣下に泣き付けば、原発輸出失敗での持ち出しを、国内の原発新設で穴埋めしてくれるとの期待からか?

しかし、頼みの安倍総理閣下は、参院選前の原発争点化を避け敵前逃亡?

 DIAMOND ONLINEより
原発輸出「総崩れ」でも手じまいできない日立・三菱重工のいら立ち
【原発メーカー側の焦りやいら立ちを表していると受け止められているのが、経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)のこのところの原発の再稼働や新増設に向けての”前のめり”ぶりだ。

 4月8日、「日本の電力は危機に直面している」と、経団連として原発の運転期間の延長など、エネルギー政策の新たな提言を発表。記者会見では「(温暖化対策を進めるにも)原子力の比率を高めるのが一番、現実的」と、原発の積極的な活用を念頭に、「国民的な議論」を呼びかけた。

日立出身経団連会長が提唱する 原発の「国民的議論」空回り
  中西氏が、エネルギーをめぐる様々な立場の「国民的議論」を提起したのは、今年初め。

「日本のエネルギー問題に対する意識は極めて危機的だ」と、早急な議論が必要との問題意識を投げかけた。


「安倍一強」のアキレス腱 原発が争点になるのを回避

日立幹部は「今年が選挙イヤーだというのも影響しているのだろう」とみる。

 春の統一地方選に続いて、夏には参院選がある。この期間に原発に注目が集まれば、脱原発を掲げる野党に票が流れかねないからだ。

「原発ゼロ」に向けて積極的に発言している小泉純一郎元首相が、息子で自民党若手ホープの衆院議員でもある進次郎氏と組み、そこに党内の不満分子が結集することも考えられる。

 原発は、安倍一強体制の「アキレス腱」ゆえに、へたには動けないという思惑がかいま見える。

 原発輸出はもはや、メーカーからすれば、「疫病神」でしかない。暴れだす前に関係を断ち切りたいのが本音だ。

 これまで政府と呼吸をあわせて推進を掲げながら、もうからないとなればやめるというのもいささか手前勝手な理屈だが、一方の政府も「失敗」を認めず、現状からの打開策をさぐろうともしない。

 原発輸出の皮算用がはずれたなかで、官民一体の「原子力ムラ」に亀裂が広がっている。】一部抜粋