福島原発事故が起き、原発安全神話は崩壊。原子力ムラも崩壊するかに見えたが・・
規制庁の審査チームを率いた管理官は、「なんとか期限内に終わってほっとした」
「多くの審査官が、達成感が得られたのではないかと思っている」と、言い
原電は、「元の協定生きている」「拒否権という言葉は新協定の中にはどこにもない」と、
6市村との新安全協定を反故にするような発言。
<東海第2原発> 新安全協定「事前了解、拒否権の側面も」 水戸市長が見解
しかし、共に原子力ムラ所属?の両者が目指す、40年超の老朽原発・東海第2の再稼動が実現すれば、
30キロ圏の6市村はもとより、首都圏壊滅の怖れも・・
普通なら、規制する側が審査通過を喜び「達成感が得られた」?なんてことは有り得ず、
「お尻もたたいた」なんて、原電の立場に立った審査は、八百長と疑われても仕方ないのでは?
原発と規制委 再稼働ありきでいいか=原子力ムラの恋人?規制委に 渇!
まして、積み立てた廃炉費用まで使い込んで金欠の事業者に、合格証なんて出せる筈がないのだが・・
原電の廃炉費、大幅不足 原発建設に流用、全基停止後も
普通のお役所は、そんなに親切ではない。
寧ろ 申請事業者を下に見て、パワハラ?ともとれる意地悪をされることも稀ではない。
比して、原子力規制委・規制庁の、日本原電に対する度を越す親切ぶりには、強い違和感を覚える。

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産経新聞より
【原発最前線】「ほっとした」「原電の発言看過できぬ」…東海第2「審査クリア」後の表情は
【首都圏で唯一の原発、日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)が11月7日、原子力規制委員会から最大20年の運転延長の認可を受け、再稼働に必要な規制委の審査をすべてクリアした。大きな節目を迎えた東海第2をめぐる関係者の、この日以降の表情と反応を追った。
お尻もたたいた
「なんとか期限内に終わってほっとしたし、多くの審査官が、達成感が得られたのではないかと思っている」
規制庁の審査チームを率いた小野祐二安全規制管理官は7日、規制委の定例会合で運転延長が認可された後、報道陣にこう語った。東海第2の審査をめぐる最大の懸念は、運転40年を迎える11月27日までに「認可」「不認可」の結論が出ず、時間切れで廃炉が決まることだった。
再稼働には、新規制基準に基づく安全審査への合格を意味する設置変更許可、工事計画の認可、運転延長の認可の3つが11月27日までに必要だった。しかし、終盤で工事計画の審査が大幅に遅れ、4月以降、規制委員は「原電の審査対応は極めて遅い」「場合によっては(審査打ち切りという)大きな判断をせざるを得ない」と繰り返し危機感を表明した。
規制庁は原電に対応のスピードアップと正確さを求める一方、審査チームも夏休みなどを削って原電が提出したデータを精査した。小野氏は「ずいぶん、お尻をたたいたりもしましたけれど…」と振り返り、「時間切れでアウトになってしまうのは、ここまで頑張ってきた審査チームのみんなに申し訳ないことだと思っていた」と、期限前の“ゴール”に安堵(あんど)の表情を浮かべた。
元の協定生きている
--東海村と県が中心か
「そうです。元になる協定がまだ生きているから」
--6市村がそれぞれ(再稼働の同意、不同意の)権限を持っているのか
「ちょっと言葉が難しいが、権限というのは分からない。権限という言葉で表したときに、互いの理解が同じものかどうか」
--6市村の同意を事前了解で得られた場合は、再稼働させるのか
「新安全協定にそういった文言はない。再稼働をしようとするときには事前協議をすると書いてある。『こうなった場合に、こうか』という話は、協定に書いてあるわけではなく、仮定の話だと思っている」
--再稼働の合意では、6市村の総意をまとめて返事をすることになるのか
「私の理解では、まず安全協定を結んでいる東海村と県が中心にあり、さらにはそれを取り巻く自治体があり、各ステージに分かれている。おのずと意味合いは違うと思う」
--想定していなかった解釈の余地があったのか
「拒否権という言葉は新協定の中にはどこにもないのに…」
反対姿勢揺るがない
和智氏の最後の発言をめぐり、2日後の9日に東海村役場で開かれた6市村長の会合で、首長らは「長い年月をかけてできあがった協定を一言で片付けたのは看過できない」(山田修東海村長)として、発言撤回と謝罪を求めた。同席した原電の剱田裕史常務は「協定にのっとり誠意を持って対応したい」と述べた。
この会合で、首長らは1市村でも了解しなければ再稼働に進まないとの認識で一致した。
一方、10月下旬に再稼働反対を表明して注目された那珂(なか)市の海野徹市長は11月12日、水戸市内で記者会見し、来年2月の市長選に立候補しないことを発表した。会見では「再稼働に反対する姿勢は揺るがない」とし、一市民として活動する考えを示した。】一部抜粋
規制庁の審査チームを率いた管理官は、「なんとか期限内に終わってほっとした」
「多くの審査官が、達成感が得られたのではないかと思っている」と、言い
原電は、「元の協定生きている」「拒否権という言葉は新協定の中にはどこにもない」と、
6市村との新安全協定を反故にするような発言。
<東海第2原発> 新安全協定「事前了解、拒否権の側面も」 水戸市長が見解
しかし、共に原子力ムラ所属?の両者が目指す、40年超の老朽原発・東海第2の再稼動が実現すれば、
30キロ圏の6市村はもとより、首都圏壊滅の怖れも・・
普通なら、規制する側が審査通過を喜び「達成感が得られた」?なんてことは有り得ず、
「お尻もたたいた」なんて、原電の立場に立った審査は、八百長と疑われても仕方ないのでは?
原発と規制委 再稼働ありきでいいか=原子力ムラの恋人?規制委に 渇!
まして、積み立てた廃炉費用まで使い込んで金欠の事業者に、合格証なんて出せる筈がないのだが・・
原電の廃炉費、大幅不足 原発建設に流用、全基停止後も
普通のお役所は、そんなに親切ではない。
寧ろ 申請事業者を下に見て、パワハラ?ともとれる意地悪をされることも稀ではない。
比して、原子力規制委・規制庁の、日本原電に対する度を越す親切ぶりには、強い違和感を覚える。

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産経新聞より
【原発最前線】「ほっとした」「原電の発言看過できぬ」…東海第2「審査クリア」後の表情は
【首都圏で唯一の原発、日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)が11月7日、原子力規制委員会から最大20年の運転延長の認可を受け、再稼働に必要な規制委の審査をすべてクリアした。大きな節目を迎えた東海第2をめぐる関係者の、この日以降の表情と反応を追った。
お尻もたたいた
「なんとか期限内に終わってほっとしたし、多くの審査官が、達成感が得られたのではないかと思っている」
規制庁の審査チームを率いた小野祐二安全規制管理官は7日、規制委の定例会合で運転延長が認可された後、報道陣にこう語った。東海第2の審査をめぐる最大の懸念は、運転40年を迎える11月27日までに「認可」「不認可」の結論が出ず、時間切れで廃炉が決まることだった。
再稼働には、新規制基準に基づく安全審査への合格を意味する設置変更許可、工事計画の認可、運転延長の認可の3つが11月27日までに必要だった。しかし、終盤で工事計画の審査が大幅に遅れ、4月以降、規制委員は「原電の審査対応は極めて遅い」「場合によっては(審査打ち切りという)大きな判断をせざるを得ない」と繰り返し危機感を表明した。
規制庁は原電に対応のスピードアップと正確さを求める一方、審査チームも夏休みなどを削って原電が提出したデータを精査した。小野氏は「ずいぶん、お尻をたたいたりもしましたけれど…」と振り返り、「時間切れでアウトになってしまうのは、ここまで頑張ってきた審査チームのみんなに申し訳ないことだと思っていた」と、期限前の“ゴール”に安堵(あんど)の表情を浮かべた。
元の協定生きている
--東海村と県が中心か
「そうです。元になる協定がまだ生きているから」
--6市村がそれぞれ(再稼働の同意、不同意の)権限を持っているのか
「ちょっと言葉が難しいが、権限というのは分からない。権限という言葉で表したときに、互いの理解が同じものかどうか」
--6市村の同意を事前了解で得られた場合は、再稼働させるのか
「新安全協定にそういった文言はない。再稼働をしようとするときには事前協議をすると書いてある。『こうなった場合に、こうか』という話は、協定に書いてあるわけではなく、仮定の話だと思っている」
--再稼働の合意では、6市村の総意をまとめて返事をすることになるのか
「私の理解では、まず安全協定を結んでいる東海村と県が中心にあり、さらにはそれを取り巻く自治体があり、各ステージに分かれている。おのずと意味合いは違うと思う」
--想定していなかった解釈の余地があったのか
「拒否権という言葉は新協定の中にはどこにもないのに…」
反対姿勢揺るがない
和智氏の最後の発言をめぐり、2日後の9日に東海村役場で開かれた6市村長の会合で、首長らは「長い年月をかけてできあがった協定を一言で片付けたのは看過できない」(山田修東海村長)として、発言撤回と謝罪を求めた。同席した原電の剱田裕史常務は「協定にのっとり誠意を持って対応したい」と述べた。
この会合で、首長らは1市村でも了解しなければ再稼働に進まないとの認識で一致した。
一方、10月下旬に再稼働反対を表明して注目された那珂(なか)市の海野徹市長は11月12日、水戸市内で記者会見し、来年2月の市長選に立候補しないことを発表した。会見では「再稼働に反対する姿勢は揺るがない」とし、一市民として活動する考えを示した。】一部抜粋