各ダムの管理者は、西日本豪雨での人災に学び、
予め 豪雨で上昇が予想される分だけ 水位を下げる処置を済ませただろか?

無謀な放流で、ダムも人を殺す凶器となると・・関係者には、改めて自覚していただきたい。

西日本豪雨 では、人災というより犯罪に近い無謀なダム放水で、多くの犠牲者を出したが、
事前に、少しずつ放流し、ダム水位を下げていれば・・

万が一、ダムが満水になっても、流入量以上の放水という、(ダムの)過剰防衛?も、
厳に謹んでいただきたい。

「もう放流はしないでくれ」緊急放流で堤防決壊=ダム行政の”限界”【西日本豪雨】

台風警戒で・・岡山県 一部河川「危険水位」引き下げ。ダム放水基準見直しは??

人災というより犯罪! 西日本豪雨 ダム緊急放流 規定に反し 流入量より多く放流か 

想定外の豪雨で・・肱川決壊は人災!?鹿野川ダム・野村ダムが洪水被害を拡大

西日本豪雨 また氾濫するのでは ダム直下の町、岐路 愛媛

 Yahoo!天気・災害より
台風24号 警戒が必要な時間帯

【台風24号は沖縄・奄美にかなり接近しています。沖縄・奄美では、きょう29日は雷を伴って猛烈な雨が降り、あす30日にかけて猛烈な風や猛烈なしけとなるため厳重な警戒が必要です。

この台風は、あすには西日本にかなり接近または上陸し、あさって1日にかけて東~北日本にかなり接近・通過するおそれがあります。西~東日本ではすでに大雨となっている所があります。暴風や高波に加え、土砂災害などにも警戒してください。(気象予報士・原田雅成)】

 京都新聞・社説
台風24号接近 教訓生かし早く備えを
【大型で非常に強い台風24号が接近している。あす30日には西日本にかなり近づくとの見通しだ。

 西日本豪雨、台風21号の爪痕は京都、滋賀をはじめ各地に残っている。山の地盤が緩んでいたり、河川の復旧が完了していなかったりする所もある。

 台風の影響が大きくなる前に、二次災害が起きないよう、できるだけ対処しておきたい。早めに備えることが、命を守る。相次いだ災害の教訓だ。

 気象庁によると、台風24号は沖縄や奄美に猛烈な雨や暴風をもたらしたあと、日本列島を縦断する恐れがある。近畿では24時間雨量100~150ミリが予想される。各地で大雨、暴風、高波への警戒が必要となりそうだ。

 台風24号は日本に近づくにつれ速度を上げており、急に暴風雨になることも考えられる。気象情報をこまめにチェックした方がよいだろう。
 台風の前に備えておきたいことがある。排水溝の掃除や雨どいの点検、ベランダの鉢植えの屋内収納など。屋外のプロパンガスの固定や商店街の看板のぐらつきの修理も、できれば済ませたい。

 家屋に被害がなくても、停電や断水が大きな負担になることを、今年の災害で改めて思い知った。懐中電灯や携帯こんろ、非常用食品、飲料水などを準備するほか、トイレなどの生活用水を浴そうにためておけば、大いに助かる。
 空振りになっても、自分の生活に合った備えを考える機会ととらえてはどうか。災害列島で生きていく上の生活習慣としたい。

 先の災害で課題となったのは、避難情報の伝え方、伝わり方だった。小さな市町では防災担当の手が足りず、避難勧告などが遅れる例も見られた。国や府県のサポートが重要になってくる。

 京都府は台風接近に警戒態勢を敷き、各地の広域振興局から職員を市町に派遣する。事前に情報を共有し積極的に協働してほしい。
 先の災害で犠牲者の多くが高齢者だった。災害弱者には避難の個別計画が求められているが、あまり進んでいない。

 高齢者の避難を促す避難準備情報が出る前でも、状況に応じて住民が判断し、避難に誘いたい。避難所も早めに開設しておけば安心だ。

 自分の命や大切な人の命を守る、主体的な行動を心掛けたい。それには、行政に頼り切らず、地域の災害経験や危険箇所を知り、判断力を鍛えておく必要がある。
 きょう一日、備えつつ、気象情報に注意したい。】