野村ダム管理所のHPには、
台風などで大雨が降った際に、ダムでいったん水を貯め、下流へ流す水の量を減らすことで急激な推移の上昇を抑え、川の氾濫被害を防ぎます。」と記されているが、
※ 急激な水位の上昇の誤りですね。

想定外?の西日本豪雨では、鹿野川ダム・野村ダムの存在が 逆に洪水被害を拡大させ、急激な放流量増加による肱川決壊、放流の通報遅れで尊い命が奪われる結果に・・

もし、利水目的の吉田導水路の取水量を増やしていれば?

もし、国交省の肱川監視カメラ映像が、大洲周辺の各家庭にオンラインで放映されていたなら、被害はもっと少なく済んだ?

何れにしても、想定外?の豪雨に役立たず?の治水行政の、早急な見直しが必要ですね。

野村ダムの役割 > 治水(洪水調整) 





鹿野川ダム改造事業について


肱川のカメラ映像 国土交通省四国地方整備局 大洲河川国道事務所 


平成27年7月2日 
国土交通省 四国地方整備局 山鳥坂ダム工事事務所 野村ダム管理所
鹿野川ダムと野村ダムが力を発揮し、下流の浸水を軽減しました。

ダム建設を目的とする治水の理論

肱川に見る日本のダム問題

 【日本ニュース】
愛媛 ダム放流「下流域の被害は予想もやむをえず」
【愛媛県大洲市や西予市に甚大な被害をもたらした「肱川」の氾濫について、川の上流にあるダムを管理する国土交通省四国地方整備局の担当者らが会見を開き、「下流域の被害は予想されていたが、想定外の雨量で、放流はやむをえなかった。住民への情報周知については適切だった」などと説明しました。

愛媛県の大洲市と西予市では今月7日、2つの市を流れる「肱川」が氾濫したことで、広い範囲にわたって住宅などが浸水し、逃げ遅れや土砂崩れなどで9人が犠牲になるなど、甚大な被害をもたらしました。

11日は肱川の上流にある「野村ダム」と「鹿野川ダム」を管理している国土交通省四国地方整備局の担当者らが会見を開き、ダムの放流の操作や住民への周知について説明しました。

それによりますと、豪雨の影響でダムがいっぱいになったため、2つのダムでは入ってきた水の量と同じ量を放流する異例の措置を取ったということです。

このうち、鹿野川ダムでは一時、安全な放流の基準の6倍に当たる毎秒およそ3700トンを放流したということです。

このため下流域に被害が出ることは予想できていたということで、3台の車両や流域に設置されているスピーカーなどを使って、住民に注意を促していたと説明しました。

四国地方整備局の担当者は「下流域の被害は予想されていたが、想定外の雨量で、ダムの容量がいっぱいになり、放流はやむをえなかった。住民への情報の周知は適切だったと思う」と話しています。】