モリカケも農薬も、疑わしきは罰せず・・「美しい国・日本」では、国民もミツバチも見殺しに?
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日本の農林水産省は、ネオニコ系農薬が影響する可能性を認めながらも・・

欧州のような制限を必要としない根拠として、農水省は使い方の違いを挙げるが、
表面に農薬を付着させた種を大型機械でまく欧州より、産業用無人ヘリで空中散布する
日本の方が、周辺環境やミツバチへの影響が大きいのでは?

農水省といえば、彼らの無策が狂牛病を広めたが・・
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※ ネオニコ系農薬の散布風景ではありません

無人ヘリより割安、ドローンで農薬散布 滋賀・愛荘町

 Yahoo!ニュース・西日本新聞より
ミツバチの大量死や失踪…影響疑われる農薬、なぜ禁止しない? 現場に危機感 使用避け巣が増えた事例も
【国内外で報告が相次ぐミツバチの失跡や大量死の原因として指摘されるネオニコチノイド系農薬。欧州では今春、一部成分の使用禁止が決まった。一方、日本はダニや病気を含む「複合要因説」を取り、巣箱を避難させる被害防止策を指導するにとどまっている。それで十分なのだろうか。

「世界の流れと逆行している」と批判する声も

 欧州のような制限を必要としない根拠として農水省は、使い方の違いを挙げる。欧州では、表面に農薬を付着させた種を大型機械でまく方法が多く、農薬の粉じんが巻き上がりやすいという。日本で一般的な産業用無人ヘリコプターでの散布と比べて、どれだけ差があるのだろうか。

使用をやめると巣が増えた

 約10年前、知人からニホンミツバチの1群を譲り受け養蜂を始めた。3年後、3群に増えたが、いつの間にか巣箱から姿を消した。

 無農薬・無化学肥料の循環型農業に取り組む神鳥さんは、周辺からネオニコ系農薬を遠ざけることを決めた。

近くのミカンや稲作の農家に協力を求め、こちらが別の農薬の散布を請け負うことを条件に使用をやめてもらった。5年前のことだ。以来、再び譲り受けた巣は倍々で巣分かれし、現在は21群まで増えている。

「やはりネオニコ系農薬が原因というのが率直な思い」
 近くの2人に譲った1群ずつの巣もこの3年間、順調に増え、計9群となった。その一方、ひと山越えた地区でネオニコ系を使う稲作農家に譲った1群は、冬を越すことなく、いなくなってしまったという。

▼ネオニコチノイド系農薬

 タバコに含まれるニコチンに似た物質を主要成分とする農薬の総称。
神経細胞を興奮させ続けて昆虫を死に至らせる。成分が根や葉などから吸収され、作物全体に行き渡る浸透性に優れ、少量で高い効果が長期間続くことなどから普及した。
生態系への影響、子どもの脳の発達に悪影響を及ぼす可能性を指摘する専門家もいる。】一部抜粋