東日本大震災では、僅か70cmの差で、九死に一生を得た「東海第2原発」だが・・
「津波があと70cm高かったら」 東海第二も全電源喪失していた

審査打ち切りとなれば、原電・規制委双方の労力が水泡に帰す。
誰もそれを望んではいない
」と、産経。

私を含め、原子力ムラ関係者以外の大半は、
平穏な“明日”を脅かす「東海第2原発」が、廃炉になる事を願っていると思うが・・

もし、公正であるべき規制委が、原電と共に審査合格を目指しているとしたなら、
すなわち、それは 八百長審査ということだろう。
原発と規制委 再稼働ありきでいいか=原子力ムラの恋人?規制委に 渇!

特に、首都圏住民、ひいては全国民の命運を握る「東海第2原発
その再稼動可否を決める審査が、合格ありきの八百長で良い筈はないだろう。

東海第二原発、時間切れ寸前で・・再稼働審査「適合」見通し 40年超運転申請へ
経産相、東海第2原発への(ゾンビ東電経由)脱法的国費投入を容認

30キロ圏内には約100万人が住み、東京まで僅か100キロ
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 産経ニュースより
審査打ち切り危機の「東海第2原発」に“明日”はあるか 規制委の視察ルポ
【「一つ一つ進んでいる」と原電

 山中氏に続いて取材に応じた原電の和智信隆常務は、山中氏が「状況は変わっていない」としたことについて「いろんな形で(規制委に)説明しているので、正直、もう少し進んでいると思っていた」としつつ、「再度危機感を募らせて取り組んでいきたい」と述べた。実証試験については「いくつかのものについてはまだ試験をしている状況だが、一つ一つ進んでいる」とし、「報告は6月末を目指しているが、実験の途中経過を含めて、説明できるものから速やかに行い、規制委と見通し感を共有したい」と訴えた。

 更田氏が示した「期限」は近い。審査打ち切りとなれば、平成26年5月に設置変更許可を申請して以来の原電、規制委双方の労力が水泡に帰す。誰もそれを望んではいないだろう。



東海第2原発 日本原子力発電の沸騰水型軽水炉(BWR)。日本初の大型原発として昭和48年に着工、53年に営業運転を開始した。原電によると、BWR1基として国内最高の総発電電力量の記録を保持している。他のBWRには東京電力福島原発、同柏崎刈羽原発などがあり、BWRでは柏崎刈羽原発6、7号機が昨年12月、初めて新規制基準の適合性審査に合格した。】一部抜粋