やはり3号機でも・・
停止中の伊方2号機:ひび割れた配管から汚染冷却水 稼働中の3号機は?2016-09-02
【停止中とはいえ同じ伊方原発の2号機で、ひび割れた配管から汚染冷却水が漏れ出る事故。

稼働中の3号機で、万に一つも 冷却水が漏れ出る配管損傷事故を起こしてはならないが・・】

何が幸いするか・・これが稼動中なら、微量(130ミリリットル)の漏れでは済まなかっただろう。

幸いにも、四国電力に唯一残された3号機も、広島高裁による差し止め命令で停止中。

アベ原子力ムラ政権には、やはり3号機も再稼動には耐えられないようだと言い訳し、
これを機に、リスク無限大の原発から卒業しては如何か?

四国電力が生き残るには、それが最善の策。
まともな経営者なら・・原発という疫病神を切るのが、賢明というものだろう。

原発の運転継続で得られるリターンと、事故により発生するリスクを比較して、
      ①許容限度内の安全対策を行い、原発を運転継続させる。
      
      *安全対策が整うまで、一時的に運転停止する。
     
      ②原発の運転継続を断念し運転停止させる。
     
      ③リスク回避のため、政府に原発施設を委譲する。

現実的にはこのような選択肢があると思われる。

自社を倒産のリスクに晒し、リスクを無視して破滅を招くか、経営者としての軽重が問われるところだ。

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 共同通信より
伊方原発で冷却水漏れ 3号機、「環境影響なし」

【愛媛県と四国電力は9日、停止中の伊方原発3号機(同県伊方町)の放射線管理区域内で、微量の放射性物質を含む1次冷却水が漏れるトラブルがあったと発表した。漏えい量は推定約130ミリリットルで、県と四国電は「周囲の環境に影響はない」としている。

 四国電によると、漏えいがあったのは、原子炉補助建屋内で1次冷却水を浄化させる系統の圧力計の弁。9日午前2時10分ごろ、巡回中の運転員が、弁や配管に、冷却水に含まれるホウ酸が付着しているのを確認した。弁の隙間から漏れ出たとみて原因を調べる。

 伊方3号機は定期検査中の昨年12月に広島高裁が運転差し止めの仮処分決定を出した。】