この50年で日本は、平和利用?の原発を稼動させ、
原爆6,000発分=47トンのプルトニウムを生産。

経済のため?電力不足を補うため? 原発(大規模自爆装置)が造られたと、
殆どの方は誤解されているでしょうが、

実際には、核兵器欲しさ、プルトニウム欲しさに、
正力松太郎・読売新聞社主らが中心となり導入されました。
日本初の原発=東海発電所:発電は従、プルトニウム生産が主目的だった!?

その後、半永久的に回る?核燃料サイクルという未完の技術を前提に、
公認核保有国以外でただ一国、日本だけにプルトニウムを取り出す再処理権が与えられ、
その結果、原爆6,000発分47トンを所有する“プルトニウム大国”に・・
日本は潜在的核大国だった!?長崎型原爆5万発分のプルトニウムを保有。

せっかく溜め込んだ虎の子・プルトニウムを取り上げられないよう日本政府は、
〝もんじゅ〟破綻後も核燃料サイクルの看板を降ろせず、
実験炉〝もんじゅ〟政府、廃炉で最終調整 〝偽りの核燃料サイクル〟未完のまま幕?

プルトニウム消費のため?プルサーマルという偽りの輪を捏造、
ウラン燃料を焚べる炉で、4倍割高で10倍危険なMOX燃料を、
無理やり焚べるという愚挙。
コスト4倍超!?MOX燃料使用の高浜原発、29日再稼働へ 

尤も、MOX燃料のプルトニウム混合比は僅か、1年で原爆一発分も減らせない?
ナンンチャッテ消費だが・・
”どこに向かう日本の原子力政策 NHK”
大間原発 建設再開は、プルトニウムを減らすため?発電が目的ではない??

 原発はもともと、原爆の原料・プルトニウムを製造するための工場。

それゆえ、高コストで危険極まりない原発が、地震大国日本に54基も造られ、
その挙句 福島原発事故を起こしても、
安倍自民党を中心とした原子力ムラは永久に不滅??
原発は戦争のための道具⇒原子炉は長崎原爆を開発するために製造された!?

 NHKクローズアップ現代
“プルトニウム大国”日本 ~世界で広がる懸念~
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【核兵器の材料になることから国際的に厳しく管理されているプルトニウム。日本は、原発で使い終わった核燃料からプルトニウムを取り出し、資源として再利用する「核燃料サイクル」を核兵器保有国以外で唯一、推進している。保有量は現在、約47トン。原爆に換算して約6000発分に相当し、いま、日米原子力協定で日本がプルトニウムを取り出すことに同意したアメリカから懸念の声が上がっている。プルトニウムが増加の一途を辿って「核テロ」のリスクを高めるとともに、他国が日本を前例にプルトニウム保有に乗り出すことを警戒しているのだ。来月5日にはトランプ大統領が来日するなど緊密な関係を維持する日米。両国の間にある知られざる課題に迫る。

“プルトニウム大国”日本 海外から懸念が…

先月(9月)、厳重な警戒の中、福井県の高浜原発に到着した輸送船。運ばれてきたのは、核物質・プルトニウムが入った燃料です。今年(2017年)再稼働した4号機で使われる計画です。
実は今、日本が抱える大量のプルトニウムが海外から問題視されています。使用済み核燃料から取り出されたプルトニウムの量はおよそ47トン。原爆の材料にもなり、6,000発分に相当します。これに対して、同盟国のアメリカの中から懸念の声が上がっています。プルトニウムを取り出す技術を持ちたいという国が他にも出てくるのではないか。

アメリカ下院議員
「北東アジアの核拡散につながりかねない。これは問題だ。」

海外からの懸念が高まる中、プルトニウムをどうしていくのか。日本の原子力政策の知られざる課題に迫ります。


鎌倉:核兵器の材料にもなるプルトニウム。日本は原発の燃料として、平和利用することを国策として進めています。その前提となるのが、戦後、アメリカとの間で結んだ日米原子力協定。この協定は、日本の原子力政策の根幹となっているものです。日本はアメリカから燃料や設備の提供を受け、さらに、原発から出た使用済みの核燃料からプルトニウムを取り出して再利用するということも、核兵器を持たない国の中で、ヨーロッパの国々とともに例外的に認められてきました。協定は1988年に改定され、その有効期間は30年。来年(2018年)の7月となっています。アメリカのトランプ政権は、この協定を延長する方針ですが、アメリカの中からは、たまり続ける日本のプルトニウムに厳しい声が上がっています。

日本のプルトニウム47トン アメリカからも懸念が…

先月、アメリカのワシントンで開かれたシンポジウム。外交政策に関わった元政府高官から、日本に対して厳しい意見が相次ぎました。

国務省 元次官補
「アメリカは日本が保有しているプルトニウムに関して、当然ながら懸念を抱いている。」

国家安全保障会議 元上級部長
「核兵器にも転用できるプルトニウムをどう利用するのか、日本政府と話し合う必要がある。」

懸念されたのは、減らす見通しの立たないまま日本にプルトニウムがたまっている現状でした。

行き詰まりの中で…

なぜ、こうした事態に陥ってしまったのか。行き詰まりを見せる原子力政策の現状があります。
日米原子力協定をもとに日本が掲げてきた政策です。原発で使い終わった核燃料からプルトニウムを取り出し、再利用しようとしてきました。その柱となるのが、「高速炉」という次世代の原発です。しかしその開発は実験段階の施設「もんじゅ」の廃炉で進んでいません。一方で国は、たまったプルトニウムを普通の原発でも消費しようと考えています。

しかし、福島の原発事故の影響などで、これもほとんど進んでいません。その結果、47トンものプルトニウムを抱えることになったのです。】一部抜粋