過失はあれど責任なし？ 原発避難者訴訟＝東電に賠償命令 国の責任は認めず

千葉地裁は、国の過失を認めながら、「対策を講じても事故は避けられなかった可能性がある」と、逃げの判決。

東電の事故責任についても、「津波対策を完全に放置したとまでは言えず、重大な過失があったということはできない」と、ゼロ回答ながら、迷惑料？の支払いを命じる温情判決？

「津波対策を完全に放置したとまでは言えず」？？？？？？？？？
安全対策を放置しなければ、大事故を起こしても責任なし？とは・・

千葉地裁は、いったい　東電のどのような津波対策を評価したのだろうか？

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　ＮＨＫニュースＷＥＢより
原発避難者訴訟 東電に賠償命令 国の責任は認めず
【東京電力福島第一原子力発電所の事故で、千葉県に避難した４５人が生活の基盤を失うなど精神的な苦痛を受けたと訴えた裁判で、千葉地方裁判所は東京電力に対して、原告のうち４２人に総額３億７６００万円余りを賠償するよう命じる判決を言い渡しました。一方、国への訴えは退けました。

裁判では、国と東京電力が大規模な津波を事前に予測して被害を防ぐことができたかどうかや、東京電力が避難した人たちに支払っている慰謝料の額が妥当かどうかが争われました。

判決で千葉地方裁判所の阪本勝裁判長は「国は遅くとも平成１８年までには福島第一原発の敷地を超える高さの津波が起きる可能性を予測できたが対策を講じても事故は避けられなかった可能性がある」として国の責任は認めず国への訴えは退けました。

東京電力については「津波対策を完全に放置したとまでは言えず、重大な過失があったということはできない」と指摘しました。

一方で「住民がこれまでの暮らしやコミュニティーを失った精神的苦痛は事故と関係があり、東京電力が賠償すべきだ」などとして、原告のうち４２人に総額３億７６００万円余りを賠償するよう命じる判決を言い渡しました。】一部抜粋