主力行は東芝に破産法申請を要請、東芝はWH自身が判断すべきと言い、
もう一方の当事者・発注側の電力会社も破産法申請を準備中。

 破産法適用で、親会社・東芝は 更に数千億円規模の損失を被るが、
名門・東芝が生き残るには、避けては通れない道だろう。
※ 東芝 、米WHの破産申請を検討。〝がん細胞〟切除で生き残り模索
東芝、存亡の危機:「不適切会計問題」の原点・米原子力事業で数千億円規模の損失

 今後 東芝と同様、今や疫病神と化した海外原発事業を抱える日立・三菱も、
隠れ巨額損失が顕在化し、疫病神・原発との縁切りを迫られることが予想される。
※ まだまだ続く〝原発ババ抜き〟 日立、原発新技術から撤退 損失700億円計上へ

〝原発のババ〟は国内にも・・

大事故を起こした福島原発を含め、いずれ廃炉になる不良債権・原発。
安倍総理ら原子力ムラは、当然?のように国民に押し付けるだろうが・・
※ 原発は筋の通らぬことばかり・・賠償も廃炉費用もライバル新電力に転嫁

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 日本経済新聞より
「WH破産法、月内申請を」 東芝に主力行要請 損失確定求める
【経営再建中の東芝を巡り、主力取引行の三井住友銀行とみずほ銀行が巨額損失の原因となった米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)への米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を月内に申請するよう東芝に求めていることが23日分かった。】

 Bloombergより
東芝:米WHの破産法申請、同社取締役会が最終判断すべきとの認識
【東芝は巨額損失を抱える原因となった米原子力子会社ウェスチングハウス(WH)の米破産法適用の申請について、最終的な判断はWH自身の取締役会が下すべきだとの認識を示した。
  東芝は23日、米電力会社スキャナと公益事業会社サザンがWHによる破産法11条の適用申請に備えアドバイザーを起用したとの一部報道に関し、「申請するかどうかはWHの債権者や当社を含むステークホルダー全体の利害を考慮して最終的にWH取締役会が決めるべきことと理解している」と電子メールで回答した。】一部抜粋

 Yahoo!ニュース・ロイターより
米WHに発注した電力会社、破産法申請にらみ助言会社と契約=関係筋
【[22日 ロイター] - 東芝<6502.T>の米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)の取引企業が、WHによる破産法適用申請に備えてアドバイザーを雇ったことが分かった。関係筋が22日明らかにした。WHが米連邦破産法11条の適用を申請する公算がいっそう大きくなっていることが背景にある。

関係筋によると、東芝は、コンサルティング会社のバークレー・リサーチ・グループ、法律事務所のスキャデン・アープス・スレート・マー・アンド・フロムと契約。破産債権への対応に備えているという。

一方、米国で約30年ぶりの原発建設をWHに発注した電力会社もアドバイザーと契約。スキャナ<SCG.N>はデュセラ・パートナーズ、サザン<SO.N>はロスチャイルドを雇用したもようだ。

スキャナとサザンはWHが適用申請をした場合に最大の債権者となり、費用は当初プロジェクトの見積もりを超える可能性が高いという。そのため両社は、WHの破産手続き中に費用を回収したい考えとみられる。】一部抜粋


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