「悲惨な戦争を二度と起こさない」と、非戦を誓い制定された現行憲法だが・・

 〝戦争のできる国〟つくりに邁進する安倍総理にとって、非戦を誓う現行憲法は〝目の上のタンコブ〟

しかし、法治国家たる日本では 憲法は総理より上位。総理の行為は常に憲法に縛られていることを忘れてはならない。

稲田大臣も認めるように、
※ 稲田大臣が本音ポロリ 憲法違反になるから戦闘と言えない
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PKO派遣任務地で「戦闘」が起こっなら、派遣部隊を留め置く事は明らかな憲法違反、危険な任務地から直ちに撤収させなければならない。
※ 南スーダンで大規模戦闘、政府軍 国連部隊とも交戦=PKO派遣中止か?

国連安保理も、市民および国連職員に対する攻撃は、戦争犯罪だと断じているのだから。
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 BuzzFeed Newsより
【全文】自衛隊は南スーダンで「戦闘」していたのか。黒塗りの日報、公開します
【南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊が、2016年7月11〜12日に作った日報が公開された。この日報には「戦闘」という言葉が多用されている。

しかし、政府は「戦闘状態」を認めていない。あくまで「武力衝突」だという見解を貫いている。
BuzzFeed Newsは、その全文を防衛省から入手した。戦闘の細かい様子や、弾薬の使用状況などの情報は黒塗りされている。

陸自が駐留するジュバでは2016年7月、数日間で300人以上の死者を出す大規模な「戦闘」が発生していた。今回公開された日報は、その当時、陸自が置かれていた状況を如実に記している。】一部抜粋

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 日刊スポーツ・政界地獄耳より
「戦闘」が「衝突」なら「戦死」は「事故」
【 TL
 ★「事実は1つなのに、戦闘という言葉を使ったら、憲法9条違反になり、衝突という言葉を使ったら憲法9条違反にならないという稲田大臣の論理は言語道断。言葉で憲法違反かどうかが決まるわけではない。敗退を転進と言いごまかした戦争中とどこが違うのか」とはネットに記した社民党副党首・福島瑞穂の怒りだ。

 ★防衛省が情報開示請求に対して「破棄した」としてきた南スーダンPKO派遣部隊の日報が、実は保管されていた問題を追及された防衛相・稲田朋美が、その日報の説明で、陸自の派遣部隊が活動するジュバ市内で昨年7月に大統領派と反政府勢力の「戦闘が生起した」と明記されており「市内での突発的な戦闘への巻き込まれに注意が必要」と報告。少なくとも現場の隊員たちは命がけで現場の報告をしている。霞が関文学や隠蔽(いんぺい)体質の中にある市ケ谷・防衛省の理屈ではない真実と現実を伝えている。「戦闘」だと認めているものを稲田が「衝突」と言い換えて翌月には視察と称して稲田は現場に赴き「比較的平穏」などと国民を欺いてきた。

 ★憲法を言葉遊びに使い、防衛相に君臨する稲田は同時に弁護士の資格を持つ。解釈論の前に憲法が分かっていないことにあぜんとするが、法曹界の秩序も安全保障の世界の矜持(きょうじ)もない防衛司令官に命を預ける隊員も、これでは戦闘でなく衝突なのだから万が一の場合、戦死でなく事故扱いになることだろう。言葉の言い換えで憲法違反が無くなるのなら法務相は不要ということになる。あっほんとに要らないわ。世の中つながっている。】