400年続く会社は稀にあるかも知れないが、いまだ10万年続く国家は存在しない。
(あのローマ帝国せさえ350年、東ローマ帝国を含めても1500年にも満たない。)
触れれば即死レベル〝核のごみ〟を安全に10万年隔離することなど可能なのだろうか?

もし可能としても、〝核のごみ〟を10万年間も安全?に隔離する 想像を絶する巨額費用は誰が負担?

なぜ?後先考えず原発など造ってしまったのか? 原子力ムラを責めても始まらないが・・

否〝負の遺産〟を押し付けられた未来人にすれば、私たち現代人すべてが共犯者だろう。

絵に描いた餅の〝核のごみ〟処分方針。
〝核のゴミ〟処分地=沿岸海底下が「科学的有望地」??
核のごみ捨て場*候補地相当数?? 国、非科学的根拠で地方に押し付け??

遥か10万年先まで消えない放射能、「現世代で解決すべき」と、どの口が嘘を付く。
10万年消えない原発のごみ=国は「現世代で解決すべき」と言うが・・

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 Yahoo!ニュース・朝日新聞デジタルより
制御棒処分、70m以深 国の管理10万年 規制委方針
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【原子力規制委員会は31日、原発の廃炉で出る放射性廃棄物のうち、原子炉の制御棒など放射能レベルが比較的高い廃棄物(L1)の処分の基本方針を決定した。地震や火山の影響を受けにくい場所で70メートルより深い地中に埋め、電力会社に300~400年間管理させる。その後は国が引きつぎ、10万年間、掘削を制限する。これで、放射能レベルの高いものから低いものまで放射性廃棄物の処分方針が出そろった。

 原発の廃炉で出る放射性廃棄物は、使用済み核燃料から出る放射能レベルが極めて高い高レベル放射性廃棄物と、L1、原子炉圧力容器の一部などレベルが比較的低い廃棄物(L2)、周辺の配管などレベルが極めて低い廃棄物(L3)に大きく分けられる。

 埋める深さは放射能レベルによって変わる。高レベル放射性廃棄物は地下300メートルより深くに10万年、L2は地下十数メートル、L3は地下数メートルとの処分方針がすでに決まっていたが、L1は議論が続いていた。大手電力会社でつくる電気事業連合会は、国内の原発57基が廃炉になれば、L1だけで約8千トンの廃棄物が出ると試算している。

 規制委はL1について、コンクリートなどで覆って70メートルより深い岩盤内に少なくとも10万年間は埋める必要があると結論づけた。電力会社が管理する期間については「数万年とするのは現実的でない」として、300~400年間ととした。その後は、国が立ち入りや掘削がされないように対策を取るとした。】