「国の審査が甘かったのではないか」「議会であれだけ多くの安全対策などを議論して再稼働に同意したのに」・・
実際に検査するのは審査される側の電力会社、規制委は関西電力の提出した書類を審査するのみ。
関電が都合よく書いた書類を見て、それで規制基準に合格と言われても・・
※ 九電が検査?規制委は確認するだけ? 川内原発 きょうから「使用前検査」
自民党・山岸県政会会長は「議会であれだけ多くの安全対策などを議論・・」と言うが、
規制委の書類審査と同様、関電や規制委の言うことを鵜呑みにした議論に何ほどの意味があるのか?
※ 高浜原発再稼働、地元議会は容認へ 賛成陳情採択、20日に最終判断
「安全神話はないとの気持ちで」?? 高浜再稼働 知事同意
裁判に例えれば、被告が揃えた都合のよい証拠を、裁判官が鵜呑みにして無罪判決を出すようなもの。
※ 「安全神話」の原点 『伊方原発訴訟』*福島原発事故へ繋がる道。
志賀原発1号機、廃炉も 直下に活断層疑い。司法の国策追認は誤りだった!?
保健所や食料事務所の査察も、調査対象に事前に日時を知らせ(抜き打ちでも何故か漏れ)用意万端で行われるが、それでも査察は保健所や食料事務所の担当者が直接行う。
※ なぜ、官僚を選挙で選べない?!無責任が生んだ悲劇。
抜け穴だらけの規制基準だが、少なくとも規制する側が直接検査を行えば、川内も高浜も合格することは出来なかったのでは?
※ あれもこれも先送り=原発の再稼働 安全を最優先しているか
関連記事 警告!!幻の 『安全・安心』 原発・情報・食。
高浜原発4号機が緊急停止:規制委の審査は何だったのか?
九電 食い逃げ!? 川内原発・免震棟新設を撤回 合格取り消しの筈だが・・
Yahoo! ニュース・福井新聞ONLINEより
高浜4号緊急停止に批判が相次ぐ 福井県議会「国民の信頼損ねた」
【関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)の原子炉が緊急停止したトラブルを受け、1日開かれた福井県議会厚生常任委員会では委員から「県民、国民の信頼を大きく損ねた」「国の審査が甘かったのではないか」などと批判が続出した。
県と県議会は、原発に対する国民理解が重要として再稼働に同意しただけに、国民の信頼を失いかねないトラブルを厳しく糾弾した。
自民党県政会会長の山岸猛夫委員は「昨年の12月議会であれだけ多くの安全対策などを議論して再稼働に同意したのに、安全性の面で県民や国民の信頼を大きく損ねた」と厳しい口調で非難した。
2月20日の1次冷却水漏れ、同29日の原子炉の緊急停止と4号機でトラブルが続いたことを「重大に受け止めなければならない」とし、今後、原子力規制委員会の判断を慎重に見守る必要があると指摘した。
細川かをり委員(無所属)は「信用失墜の事象」と断じた上で、「国民がこれほど注目し、国や県がここまでチェックしてもトラブルが起きた。(点検する設備の)重要度分類が甘いか、規制委の書類審査に限界があるのではないか」と指摘し、点検の範囲や審査体制を問題視した。
西本恵一委員(公明党)は1次冷却水の漏えい問題について「ボルトのちょっとした緩みだけで放射能を含む水が漏れてしまう。なぜ緩まないよう、きちっとしていないのか」と関電の対応を疑問視。県に厳格な監視を求めた。
「再稼働した初っぱなにトラブルが起き、国民理解は得られない」(糀谷好晃委員=民主・みらい)といった声も出た。】一部抜粋
福井新聞より
発送電作業に入った瞬間に警報 高浜4号今後の工程見通せず
【 「ファン、ファン、ファン」。関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)の発電・送電作業に入った瞬間、中央制御室に複数の警報音が鳴り響いた。モニターには原子炉の停止を示すランプが点灯。「確認して」「タービントリップ確認」。慌ただしく確認作業に追われる運転員らの大きな声が交錯した。原子炉は安全に自動停止したが、発電・送電を目前にしたトラブルで、今後の工程は見通せない状況となった。
同町水明のプレスセンターでは、記者や関電社員ら約20人が発電・送電の操作をする中継をテレビで見守っていた。午後2時1分、運転員が発送電を始めるスイッチを入れるのと同時に、慌てて計器に顔を近づけて確認する運転員らの姿が映し出された。
「トリップ(自動停止)した」。ライブ中継を見ていた原子力事業本部発電グループの濱田裕幸マネジャーが、高木宏彰チーフマネジャーに耳打ちした。当初、操作後10分間としていたライブ中継は4分間ほどで一方的に切れた。
間髪入れず、表情をこわばらせた高木チーフマネジャーが記者団に説明し始めた。「並列操作を行った際、主変圧器・発電機の内部故障を示す警報が鳴り、発電機とタービン、原子炉がトリップした。制御棒全48本は落ちている」
関電の広報担当者の動きは慌ただしさを増す。午後2時50分に関電原子力事業本部の宮田賢司・副事業本部長が緊急会見。「並列するため、発電機と送電設備をつないだ瞬間、何が起きたか分からない」と困惑した様子だった。
午後7時25分ごろ、トラブル当時の中央制御室内の映像が公開された。異常事態を伝えられた豊松秀己原子力事業本部長のこわばる表情が映っていた。
これまで関電は3、4号機の再稼働に向け「万全の態勢で準備してきた」と繰り返してきた。しかし、4号機は原子炉起動前の2月20日に放射性物質を含む1次冷却水漏れが発覚。原因対策を講じたことで当初の予定を変えることなく、26日の再稼働に踏み切った。
関電の計画では29日の発電・送電開始を経て3月下旬に営業運転に入ることになっている。ただ、宮田副事業本部長は「まずトラブルの原因を見極める。今後の工程は全く未定」と表情を曇らせた。】
実際に検査するのは審査される側の電力会社、規制委は関西電力の提出した書類を審査するのみ。
関電が都合よく書いた書類を見て、それで規制基準に合格と言われても・・
※ 九電が検査?規制委は確認するだけ? 川内原発 きょうから「使用前検査」
自民党・山岸県政会会長は「議会であれだけ多くの安全対策などを議論・・」と言うが、
規制委の書類審査と同様、関電や規制委の言うことを鵜呑みにした議論に何ほどの意味があるのか?
※ 高浜原発再稼働、地元議会は容認へ 賛成陳情採択、20日に最終判断
「安全神話はないとの気持ちで」?? 高浜再稼働 知事同意
裁判に例えれば、被告が揃えた都合のよい証拠を、裁判官が鵜呑みにして無罪判決を出すようなもの。
※ 「安全神話」の原点 『伊方原発訴訟』*福島原発事故へ繋がる道。
志賀原発1号機、廃炉も 直下に活断層疑い。司法の国策追認は誤りだった!?
保健所や食料事務所の査察も、調査対象に事前に日時を知らせ(抜き打ちでも何故か漏れ)用意万端で行われるが、それでも査察は保健所や食料事務所の担当者が直接行う。
※ なぜ、官僚を選挙で選べない?!無責任が生んだ悲劇。
抜け穴だらけの規制基準だが、少なくとも規制する側が直接検査を行えば、川内も高浜も合格することは出来なかったのでは?
※ あれもこれも先送り=原発の再稼働 安全を最優先しているか
関連記事 警告!!幻の 『安全・安心』 原発・情報・食。
高浜原発4号機が緊急停止:規制委の審査は何だったのか?
九電 食い逃げ!? 川内原発・免震棟新設を撤回 合格取り消しの筈だが・・
Yahoo! ニュース・福井新聞ONLINEより
高浜4号緊急停止に批判が相次ぐ 福井県議会「国民の信頼損ねた」
【関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)の原子炉が緊急停止したトラブルを受け、1日開かれた福井県議会厚生常任委員会では委員から「県民、国民の信頼を大きく損ねた」「国の審査が甘かったのではないか」などと批判が続出した。
県と県議会は、原発に対する国民理解が重要として再稼働に同意しただけに、国民の信頼を失いかねないトラブルを厳しく糾弾した。
自民党県政会会長の山岸猛夫委員は「昨年の12月議会であれだけ多くの安全対策などを議論して再稼働に同意したのに、安全性の面で県民や国民の信頼を大きく損ねた」と厳しい口調で非難した。
2月20日の1次冷却水漏れ、同29日の原子炉の緊急停止と4号機でトラブルが続いたことを「重大に受け止めなければならない」とし、今後、原子力規制委員会の判断を慎重に見守る必要があると指摘した。
細川かをり委員(無所属)は「信用失墜の事象」と断じた上で、「国民がこれほど注目し、国や県がここまでチェックしてもトラブルが起きた。(点検する設備の)重要度分類が甘いか、規制委の書類審査に限界があるのではないか」と指摘し、点検の範囲や審査体制を問題視した。
西本恵一委員(公明党)は1次冷却水の漏えい問題について「ボルトのちょっとした緩みだけで放射能を含む水が漏れてしまう。なぜ緩まないよう、きちっとしていないのか」と関電の対応を疑問視。県に厳格な監視を求めた。
「再稼働した初っぱなにトラブルが起き、国民理解は得られない」(糀谷好晃委員=民主・みらい)といった声も出た。】一部抜粋
福井新聞より
発送電作業に入った瞬間に警報 高浜4号今後の工程見通せず
【 「ファン、ファン、ファン」。関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)の発電・送電作業に入った瞬間、中央制御室に複数の警報音が鳴り響いた。モニターには原子炉の停止を示すランプが点灯。「確認して」「タービントリップ確認」。慌ただしく確認作業に追われる運転員らの大きな声が交錯した。原子炉は安全に自動停止したが、発電・送電を目前にしたトラブルで、今後の工程は見通せない状況となった。
同町水明のプレスセンターでは、記者や関電社員ら約20人が発電・送電の操作をする中継をテレビで見守っていた。午後2時1分、運転員が発送電を始めるスイッチを入れるのと同時に、慌てて計器に顔を近づけて確認する運転員らの姿が映し出された。
「トリップ(自動停止)した」。ライブ中継を見ていた原子力事業本部発電グループの濱田裕幸マネジャーが、高木宏彰チーフマネジャーに耳打ちした。当初、操作後10分間としていたライブ中継は4分間ほどで一方的に切れた。
間髪入れず、表情をこわばらせた高木チーフマネジャーが記者団に説明し始めた。「並列操作を行った際、主変圧器・発電機の内部故障を示す警報が鳴り、発電機とタービン、原子炉がトリップした。制御棒全48本は落ちている」
関電の広報担当者の動きは慌ただしさを増す。午後2時50分に関電原子力事業本部の宮田賢司・副事業本部長が緊急会見。「並列するため、発電機と送電設備をつないだ瞬間、何が起きたか分からない」と困惑した様子だった。
午後7時25分ごろ、トラブル当時の中央制御室内の映像が公開された。異常事態を伝えられた豊松秀己原子力事業本部長のこわばる表情が映っていた。
これまで関電は3、4号機の再稼働に向け「万全の態勢で準備してきた」と繰り返してきた。しかし、4号機は原子炉起動前の2月20日に放射性物質を含む1次冷却水漏れが発覚。原因対策を講じたことで当初の予定を変えることなく、26日の再稼働に踏み切った。
関電の計画では29日の発電・送電開始を経て3月下旬に営業運転に入ることになっている。ただ、宮田副事業本部長は「まずトラブルの原因を見極める。今後の工程は全く未定」と表情を曇らせた。】