二次冷却系の要「復水器」に通じる 約8万本の配水細管、その重要部品の損傷に、栓をしてOK??
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 一次冷却系の加圧された細管には、損傷した二次冷却系細管より多くの負荷がかかる。
美浜原発では、過去に 配管とバルブの溶接部の小さな穴から、14・8トンの冷却水喪失の重大事故が・・
※ 美浜原発3号炉で14・8トンの冷却水喪失の重大事故

 アメリカ・サンオノフレ原発では、一次冷却系 三菱重工製・蒸気発生器の不具合が原因で、高温の汚染水が通る配管の一部が破損、同原発は結局廃炉になり、三菱重工には、9300億円の損害賠償請求が・・
※ 三菱も原発でミソ:欠陥部品168億円の売り上げで、9300億円の損害賠償請求

 二次冷却の、それも 8万本もある配水細管のうちの たった5本と侮っていると・・

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 NHKニュースWEBより
川内原発1号機 細管5本に損傷見つかる
【再稼働から9日後の今月20日、鹿児島県にある川内原子力発電所1号機で起きたトラブルで、これまでの点検の結果、発電に使った蒸気を水に戻す設備の中の細い管5本に損傷が見つかりました。九州電力は、管に栓をして運転を続けるとしています。

 復水器には1台当たりおよそ2万6000本の細い管があり、ここに海水を通して蒸気を冷やす仕組みで、九州電力は、管の一部が損傷して海水が漏れ出したとみて調べていました。その結果、24日午前10時までに5本の細い管に損傷が見つかり、ここから海水が漏れていたことが分かりました。

 九州電力は、5本の管に栓をして海水が通らないようにするとともに、ほかにも損傷している管がないか調査を続けています。】一部抜粋