自民、公明両党が推薦した参考人を含む全員が、「違憲」判断。
安倍総理らが数の力でゴリ押しする 戦争法案(安全保障関連法案)に思わぬ逆風が・・

 戦後民主主義に、平和憲法に挑戦する、遅れてきた軍国少年=安倍晋三総理の野望の行方は・・

関連記事 安倍総理 「憲法改正」のため政治家に!?
       首相、日本攻撃意思不明でも行使 集団的自衛権、衆院審議で
       集団的自衛権、信念であり責務 首相、14年がかりの事業
       安倍首相の深慮遠謀?? 中東派兵狙い、あえて?日本人をテロの危険に曝す愚挙

 東京新聞より
安保法案 参考人全員「違憲」 衆院憲法審 与党推薦含む3氏
2

【衆院憲法審査会は四日午前、憲法を専門とする有識者三人を招いて参考人質疑を行った。

 いずれの参考人も、他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案について「憲法違反」との認識を表明した。自民、公明両党の与党が推薦した参考人を含む全員が違憲との考えを示したことで、衆院で審議中の法案は憲法の枠内だとの政府の主張に対する疑義が鮮明になった。

 参考人として出席したのは、自民、公明、次世代の各党が推薦した長谷部恭男(はせべやすお)早稲田大教授、民主推薦の小林節(こばやしせつ)慶応大名誉教授、維新推薦の笹田栄司(ささだえいじ)早稲田大教授の三人。

 長谷部氏は、安保法案のうち集団的自衛権の行使を容認した部分について「憲法違反だ。従来の政府見解の論理の枠内では説明できず、法的安定性を揺るがす」と指摘。小林氏は「私も違憲だと考える。(日本に)交戦権はないので、軍事活動をする道具と法的資格を与えられていない」と説明した。笹田氏も「従来の内閣法制局と自民党政権がつくった安保法制までが限界だ。今の定義では(憲法を)踏み越えた」と述べた。

 中   略
 
安保法案をめぐっては、憲法研究者のグループ百七十一人が三日、違憲だとして廃案を求める声明を発表したばかり。安倍政権の憲法解釈に対し、専門家から異議が強まっている。】一部抜粋