普通の官庁の検査なら、即 不合格の決定が下るケース。

 しかし原子力ムラでは、 原子力規制委に九電さまが
検査開始を、当初予定の5月末から6月中旬に遅らせる」と報告する主客逆転の関係。
九電さまの準備が整うまで、規制委は大人しくお待ちするのみ・・

 避難計画もまともに立てられないまま、いい加減に審査を通し、誰も万が一の責任を取らない体制で、なし崩しに再稼動・・これでいいのだろうか?
※ 川内原発、再稼動は誰が決める?? 事故れば誰の責任??

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 YOMIURI ONLINEより
川内原発再稼働、8月中旬に…現地検査大幅遅れ
【九州電力が、川内せんだい原子力発電所1号機(鹿児島県、89万キロ・ワット)の再稼働時期を、これまでの「7月下旬」から「8月中旬」に見直すことが1日、わかった。

1号機では、規制委の検査官が現地で設備を点検する「使用前検査」が3月末に始まった。しかし、九電の準備不足で、2か月がたった現在も検査項目の大半が終わっていない。

 このため、九電は1日、非常用発電機など、1号機と2号機が共用する設備の検査開始を、当初予定の5月末から6月中旬に遅らせると規制委に報告した。

 九電は「共用設備の検査日程を考えると、再稼働時期を後ろにずらさざるをえない」として、7月上旬に原子炉に燃料を入れ、8月中旬に再稼働を目指すことにした。営業運転も9月以降にずれ込む見通しだ。】