政治に不満を抱えながらも 斜に構え棄権すれば、現政権を支持し白紙委任したも同然。

 入れたい候補がいなければ、落としたい候補と対極の有力候補に投票するという選択も・・
あなたに託された一票を投げ出して喜ぶのは、現政権の与党・自民党と公明党。

 あなたが今の政治に満足で、自・公政権を支持するのなら、それでもいいが・・

 前回の衆院選で圧勝した自民党でも、得票率は2割以下。
※ 自民党、大敗した09年より384万票減でも大勝??民主自爆、低投票率で・

 政治不信で棄権した4割の無投票層が投票すれば、日本は確実に変わる。
なにしろ自民党の倍の議員さんを当選させられる?のだから。

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 産経ニュースより
成人の日 大人への一歩は投票から
【めでたく大人の仲間入りをした20歳の皆さん、きょうの新たな門出を心から祝福します。

 平成27年1月1日時点の新成人は126万人だ。前年より5万人増えたものの、昭和45年のほぼ半分で、平成7年以降の減少傾向にも大きな変化は見られない。

 若者の減少は国家を支えるべき生産年齢人口の減少にもつながるから、根本的な人口増対策が急がれるのは当然ながら、若者世代の声が相対的に政治に反映されにくくなるという一面も見逃すわけにはいかない。

 それでなくとも政治に無関心な若者が多く、国政選挙の年代別投票率がそのことを如実に物語る。昨年末の総選挙の詳細な分析はまだだが、平成24年までの過去15回の総選挙では、20歳代が最も低い投票率となっている。2年を最後に50%超えはない。

 社会人としての役割をわきまえ、信念をもって行動することが大人である要件の一つだと考えるならば、自らの境遇や社会の矛盾に不平を言うだけだったり、投票しても何も変わらないなどと諦めたりするのではなく、意思を明確にする行動力を身につけたい。

 公職選挙法における投票権年齢を18歳以上とする法案が、今月召集予定の通常国会に提出される見通しだ。20歳でも未熟なのにと懸念する声も少なくはないが、初めから完成された大人なんていまい。一歩一歩着実に、大人に成長していってほしい。

 成人として自らのスネで立つには、何より仕事に就かなくてはならない。しかし昨今は、職を得ても「自分に向いていない」などとすぐに投げ出してしまう若者気質が指摘されてもいる。

 作家の水上勉は9歳で家を出てから膏薬(こうやく)の行商、洋服の展示販売など多くの職業を経験し、見聞きする中で、「職業というものは、それにたずさわる側の人の心で、ずいぶんちがうものであり、いいかえれば、天職にもなるし、ならぬこともある」(『働くことと生きること』)と知った。いかなる経験も将来への糧とする前向きな生き方を学びたい。

 弱冠二十歳の弱には、柔らかいの意もある。どうせ…と諦めるのではなく、自身や日本の将来を若者らしい柔軟な発想で展望し、行動につなげてほしい。今春の統一地方選での「一票」がさしずめ、大人への第一歩となろうか。】