ただでさえ危険な原発、その中でも取り分け危険と言われ、
世界でどこも造っていない「フルMOX」原発を、無謀にも原発1年生のJパワーが・・

 危険だからこそ誰も手を付けなかった「フルMOX」、プルトニウム消費のための苦肉の策「MOX燃料」使用。
※ 大間原発 建設再開は、プルトニウムを減らすため?発電が目的ではない??
【このままプルトニウムを減らさなければ、IAEAから核兵器転用を疑われる。
そこで、フルMOXの大間原発を完成させ一気にプルトニウムを減らそうとの目論見らしい。

 もっとも、安倍総理らは核兵器転用を望んでいる?わけで、
世界から非難される恐れがなければ、大事なプルトニウムを減らす必要もない?のだが・・】

 国策会社・Jパワーだからこそ、こんな無謀な計画に手を出せたのだろう。
※ 大間原発の建設主・電源開発と自民党のDNA:九頭竜川ダム汚職事件

関連記事 原発マネー・公共事業という麻薬を大盤振る舞いしてくれた自民党
       大間訴訟「函館市に原告の資格ない」?? かやの外の周辺自治体と国民
       原発を守りたい国VS市民を守りたい函館市:大間原発建設差し止め、きょう提訴

 NHKニュースWEBより
大間原発 安全対策の審査を申請
【青森県に建設中で、北海道函館市が建設の差し止めを求めて国などを訴えている大間原子力発電所について、事業者の電源開発は、運転開始に必要な安全対策の審査を、16日、原子力規制委員会に申請しました。

建設中の原発で、新しい規制基準に基づく審査が申請されるのは初めてです。

原子力規制委員会に審査の申請が行われたのは青森県大間町に建設中の大間原発で、16日午前、電源開発の幹部が申請書を提出しました。
大間原発は、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを混ぜた「MOX燃料」を原子炉のすべてに使う世界で初めての商業用原発です。

東京電力福島第一原発の事故の影響で中断されていた建設工事がおととし10月に再開され、電源開発は、原発の新しい規制基準に適合するために、最大規模の地震による揺れの想定を建設許可が出された当時の450ガルから650ガルに引き上げ、必要な補強工事を行うなど、安全対策を強化するとしています。

大間原発を巡っては、半径30キロ圏に位置する函館市が「事故になれば大きな被害を受ける」として、ことし4月、国と電源開発に建設中止を求める訴えを東京地方裁判所に起こしています。
電源開発の永島順次常務執行役員は「安全性の強化対策を十分検討して申請した。引き続き安全性を強化し、平成33年度の運転開始を見込んでいる」と話しています。
新基準に基づく審査の申請はこれで14の原発の21基となり、建設中の原発では初めてです。】