毎日・日経も同様の記事を掲載しているにも拘らず、安倍首相は朝日新聞だけを名指しで攻撃。
一国の首相が、社会の公器たる新聞社を、「安倍政権を倒すことを社是としている」との偏見から誹謗中傷。
※ 安倍首相の「『撃ち方止め』は朝日のねつ造」はねつ造ではないのか

 報道の自由を脅かす安倍首相の恫喝行為は、小渕大臣らの任命責任以上に大問題では?

 「朝日新聞ですかね、『撃ち方止め』と私が言ったと、そういう報道がありました。これ捏造です。」

 「まあ、朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としていると、かつて主筆がしゃべったということでございますが・・」

「ご同行した羽生田議員に聞いていただければ明らかであります。」 

「私に確認すればすぐ分かることです。私が言ったかどうか。」

「しかし朝日新聞は・・一回も問い合わせも無いまま、私が言ってもいない発言が出ている訳で、大変おどろいたところでございます。」

 「撃ち方やめ」は朝日の捏造 安倍vs枝野10/30予算委員会


 朝日叩きの端緒?となった慰安婦問題、慰安婦徴集に中曽根元首相が関与した疑惑も・・
※ 中曽根元首相が「土人女を集め慰安所開設」! 防衛省に戦時記録が


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 朝日新聞デジタルより
「撃ち方やめ」報道、首相側近「私が言った」 説明修正
【朝日新聞や他の全国紙などが30日付朝刊で、安倍晋三首相が側近議員に「撃ち方やめになればいい」と発言したと報じたことについて、首相は30日午前の衆院予算委員会で、朝日新聞だけを名指しして「捏造(ねつぞう)だ」と発言した。朝日新聞などは、29日に首相と側近議員の昼食会の様子を出席者に取材するなどして記事化した。しかし、朝日新聞が取材した出席者は30日夕、「撃ち方やめ」は自分の発言だったと述べ、首相の発言だとしていたこれまでの説明を修正した。

 この出席者は29日の昼食会後、複数の報道機関の記者に対して首相の発言として説明していた。朝日新聞は30日付朝刊4面で「首相『撃ち方やめになれば』」の見出しで、首相が29日の側近議員である萩生田光一総裁特別補佐と山本一太前科学技術担当相との昼食会で、民主党の枝野幸男幹事長をめぐる政治資金問題が発覚したことを受け、「これで撃ち方やめになればいい」と発言したと伝えた。

 だが、首相は30日午前の衆院予算委で枝野氏の質問に対し、「きょうの朝日新聞ですかね、『撃ち方やめ』と私が言ったと報道が出た。これは捏造です。朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としていると、かつて主筆がしゃべったということです。私に確認すればすぐ分かることです。私が言ってもいない発言が出ているので、大変驚いたところです」と発言した。

 朝日新聞が取材した出席者は30日夕、複数の報道機関の取材に、「私が『これで、撃ち方やめですよね』と言ったら、総理たちも理解を示した」と、これまでの説明を修正した。

 また枝野氏は同日午後の記者会見で、「産経新聞、毎日新聞、日本経済新聞、共同通信、そして朝日新聞が報道している」と指摘。「一般的に考えて、これだけ各社そろって同じ報道をしているということは、捏造だと主張する側に証明する責任がある」と述べた。

 朝日新聞が菅義偉官房長官に30日午後の記者会見で政府の見解について聞いたところ、菅氏は「首相自身が自分の言っていないことを書かれたからそう言ったのじゃないかと思う。政府の立場で申し上げることは控えるべきだと思う」と語った。

      ◇

■記事の「捏造」ありません

 《朝日新聞東京本社報道局の話》 記事は意図的に話をつくった捏造ではなく、取材にもとづいて書いたものです。また、朝日新聞社に「安倍政権を倒す」という社是はなく、主筆が話したこともありません。】

 YOMIURI ONLINEより
「撃ち方やめ」発言は「捏造です」…首相が否定
【安倍首相が29日に自らに近い議員に会った際、民主党の枝野幹事長に絡む政治とカネの問題が発覚したことに関連して「(民主党が)『撃ち方やめ』となればいい」と語ったとする報道について、首相は30日の衆院予算委員会で、「捏造ねつぞうです」と否定した。


 首相は「誹謗ひぼう中傷はやめるべきではないか、という趣旨の話はした」と語った。

 首相が否定した「撃ち方やめ」発言は、首相との面会後、出席者の一人が記者団に説明し、読売新聞など複数の社が記事化した。この出席者は30日、記者団に対し、「全体の趣旨としてはそうだったが、『撃ち方やめ』は自分の言葉だったかもしれない。説明ミスだった」と釈明した。】