昨年8月、僅か4時間で1兆1200億ベクレルの放射能が南相馬方面へ飛来、捗らない除染作業を嘲笑うかのように、田畑、森林、住宅地を根こそぎ再汚染した。

 東電に拠ると今現在も、福島原発からは毎日空気中に1000万ベクレルの放射性物質が放出されているそうだ。福島原発という環境破壊兵器の製造工場は、今日もフル操業を続け、福島県を汚染し続けている。

 しかし、農林水産省と東京電力は「原発での作業が影響しているおそれがある」?と、SPEEDIデータと同様この事実も隠蔽。

 南相馬では一部のコメから国の基準を超える放射性物質が検出されているが、「撤去作業の因果関係は分からない」と、相変わらず責任逃れの弁。

 住民の命、健康は二の次、三の次?? オリンピック招致への影響、非難区域解除への影響を恐れ、死の灰降灰の事実を隠蔽・・人命軽視、隠蔽体質の原子力ムラに、このまま原発再稼動を許していいのか?

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 YOMIURI ONLINEより
放射性物質1兆ベクレル超放出…原発がれき撤去
【 福島県南相馬市で収穫されたコメが、福島第一原子力発電所から飛散した放射性物質によって汚染された可能性がある問題で、東京電力は23日、昨年8月に実施した同原発3号機のがれき撤去作業で放射性物質が最大で1兆1200億ベクレル放出されたとする試算を明らかにした。

 原子力規制委員会の検討会で同日報告した。

 同原発敷地内で採取されたちりのデータを基に試算した結果、最大で毎時約2800億ベクレルの放射性物質が4時間にわたって放出されたと考えられるという。

 東電は、同原発からは通常、同約1000万ベクレルの放射性物質が放出されていると推定している。】