安全神話は真っ赤な「嘘」だった。「原発コストは安い」も「嘘どころか一番の『金くい虫』だ。

「国民の税金投入なくして原発は成り立たない。しかも、この負担は、生きている人だけではなく、千年、万年」子々孫々まで続く。「こんな採算のとれない会社はやっていけない」

 コストが飛び抜けて高く、危険極まりない上、自分の〝下の始末〟も出来ない未熟な原発・・
いったい何処に、再稼動させる正当性があるのか?

 そして原発は 敵国にとって、「無料の核兵器」 だと云うどうしようもない事実が・・
原発は格好の標的、たった一発で日本壊滅!愚か過ぎる「潜在的核抑止力論」

 自民党、原子力ムラの広報誌?産経新聞は、小泉元首相、今日も明日も「原発ゼロ」 今や自民のお荷物? と、厄介者の原発を庇うが、

 自民党、原子力ムラ、大量破壊自爆装置=原発こそが 「日本のお荷物
向こう10万年も、否応なく「核のごみ」のお守りを押し付けられる子孫たちに、なんと申し開きしたら良いか?
【核の清算】 10万年後に丸投げ 「核のごみ」の処理。 
 
 同時代生きた者として、自民党、原子力ムラのろくでなし共を野放しにし、54基もの凶器を造らせてしまった罪は、どう言い訳しても許されるものではないが・・

 CIAから「ポダム」と呼ばれた「原発の父」正力松太郎
『原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史』
「国策民営」 日本の原子力、戦後史のツケ(毎日新聞) CIAと日本の原子力政策

 原爆の異母兄弟、私生児・原発の誕生秘話?
原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~


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[東京 7日 ロイター]
原発再稼働「できるわけがない」、推進論は完全に破たん=小泉元首相
【 即時原発ゼロを訴えてきた小泉純一郎元首相は7日、都内で講演し、原子力発電所推進の論理は完全に破たんしていると述べ、「今後も原発ゼロにする国づくりを一歩でも進めていく」と訴えた。

世界一厳しい安全基準だと政府が主張する再稼働基準に異論を唱え、「再稼働はできるわけがない」と反論した。

講演で小泉氏はあらためて、2011年3月11日の東日本大震災による東京電力福島原発の事故を契機に、「原発ゼロ」に舵を切ったことを説明。いまや「原発推進の論理は完全に破たんしている」と訴えた。

安全神話が「嘘」だったことは大事故で判明した。「他の電源に比べて原発コストは安い」との論も「嘘どころか一番の『金くい虫』だ」と反論。「被害の賠償。廃炉までには40年─50年かかること。安全対策。作業員の確保。最終処分場確保にいたってはいまだにない」と述べ、推進論がこれらをコストに入れない「甘さ」を追求した。

さらに小泉氏は「国民の税金投入なくして原発は成り立たない。しかも、この負担は、生きている人だけではなく、千年、万年の単位だ。こんな採算のとれない会社はやっていけないと考えるのが賢明な経営者だ」と糾弾した。

再稼働にあたって政府が「世界一厳しい安全基準」をもとに判断すると言及している点についても、「米国の原発は住民の避難路を確保していなければ認められない。日本で避難路を作っているところはあるか。ない。これひとつとっても、世界一厳しい安全基準なんて(信じがたい)」と述べ、「再稼働はできるわけがない」と語った。「今後も原発ゼロに向けての国民運動を展開していかなければならない」と訴えた。

<最終処分場、原発ゼロ決定後でなければ理解得られず>

最終処分場の選定について、「ゼロにすることを決定してからでなければ、国民の協力は得られない。再稼働し、これからまた核のゴミが増える段階で、処分場をつくるのに協力してほしいでは、住民の協力は得られない」とも語り、政治決断を行うにも「原発ゼロ」方針の明確化が不可欠だとの認識を示した。】