「政府が右と言ったら右」・・NHKの政府・安倍自民党の宣伝機関化を目指す籾井会長と、
報道の自由とNHKの中立性を守ろうとする反会長派の暗闘は始まったばかり。

 反会長派の追い出しには失敗したが、主要業務を取り上げる左遷人事で、反対派排除は一応成功?しかし・・

 反会長派には、安倍総理・籾井会長ら悪の手から、【ETV特集】 【NHKスペシャル】など優れたドキュメンタリーシリーズを、ぜひ守り通していただきたい。

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 Yahoo!ニュースより
<NHK会長>2専務理事に辞任求める…拒否され断念
【毎日新聞 4月24日(木)10時42分配信
 NHKの25日付役員人事をめぐり、籾井(もみい)勝人会長が専務理事2人に辞任を迫っていたことが分かった。2人は辞任を拒否。22日に開かれた経営委員会には、任期満了となる4理事の人事案だけが提出された。会長と役員間の溝は深まる一方で、業務への影響も懸念される。

 籾井会長は今年2月、自身の就任会見での発言やNHK予算の承認に向けた国会対応に追われる中、塚田祐之、吉国浩二の両専務理事を再任していた。3月末に予算が承認されたことで交代を図ったとみられる。

 関係者によると籾井会長は21日、理事らと個別に面談。2人の専務理事に辞任を求めた。放送法では「理事に適しない非行」がない限り、罷免することはできないとされており、会長はその場で2人の辞任拒否を受け入れたという。理事10人から集めていた日付のない辞表も、全員に返した。

 結局、22日の経営委員会では4理事の人事案だけが提出され、同意された。ただ塚田、吉国両専務理事が担当してきた経営企画や人事・労務といった主要な担務はそれぞれ、25日付で再任、昇格する3人に集中させる。】