現・原子力ムラの重鎮櫻井よしこキャスター(当時)が20年前に伝えた、
チェルノブイリの憂うべき被ばく被害の現実。IAEAによるチェルノブ­イリ安全宣言のカラクリ。

 まさか20年後のご自身が、原子力ムラの住人に身を落としているとは?思ってもみなかったのでは・・
今では安倍総理と行動を共にする「国家基本問題研究所」の理事長。

 「国連科学委員会や国際放射線防護委員会は100ミリシーベルト以下の影響に有意性はないと結論付けている」と、IAEAの「安全宣言」を肯定する立場に・・

 20年の歳月が彼女を、国家のためなら民の痛みも省みない、冷徹なナショナリストに・・

【チェルノブイリでは事故の過小評価が人々の健康被害を拡大させました。日本政府はいま­福島でチェルノブイリと同じことをくり返そうとしているのではないでしょうか。

「健康には影響は認められない」「問題ない」。こういう言葉はチェルノブイリでもくり­返されたのです。

日本で同じ過ちをくり返させてはいけません。今なら被害を防げます。真実を伝えてください。
そして子供たちを全力で守ってください。】

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チェルノブイリ特集 第1回 潜入!最悪汚染ゾーン('93.5)
【チェルノブイリでは事故のあと病院から5万人のカルテが盗まれていた。追跡取材によっ­て見つかったカルテはIAEAの発表を根底からくつがえす。IAEAによるチェルノブ­イリ安全宣言のカラクリを明かすレポート。広河隆一×櫻井よしこ】

2
チェルノブイリ特集 第2回 子供に何が起きたか('93.5)
【チェルノブイリでの病院の取材によって、子供たちが放射線の影響で次々と亡くなってい­る実態が明らかとなる。IAEAは「住民の健康被害は全くない」と発表したが、驚くべ­きことにそのIAEAの調査団長をつとめたのは広島の医学者であった。広河隆一×櫻井­よしこ】

3
チェルノブイリ特集 第3回 原発汚染 死の生活('93.5)
【事故後7年目、チェルノブイリ原発周辺の住民を取材する。事故以来、周辺地域ではずさ­んな検査体制がしかれ、人々は汚染された食品を食べ続けていた。経済的な理由から母と­子は避難できず、調査したすべての母乳から放射性物質が検出された。IAEAの安易な­安全宣言が救援の動きに水をさし、事態を悪化させたのだった。広河隆一×櫻井よしこ】

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チェルノブイリ特集 最終回 少女の体に放射能は 衝撃的レポト('94.7)
【チェルノブイリ原発事故から8年目、体内の放射能は潜伏期間を過ぎ、牙をむきはじめた­。放射能は様々な形で子供たちに襲いかかる。さらに原発周辺地域を上空から取材する。­見えたのは、今後100年以上誰も住めない街や、ズタズタに取り壊された死の村の姿だ­った。広河隆一×櫻井よしこ】