この記事には、何時も決まり文句のように付け足されていた、「放射線の影響を明らかに示すものではない」との原発事故との関連を否定する文言はなかった。

 福島原発は長期間に亘って、チェルノブイリに比べ多量の放射性物質を撒き散らし、いまだ収束することなく、放射能の放出は続いている。

 チェルノブイリでは5年後に顕在化した甲状腺がんも、僅か2年で18人、疑いも含めれば25人・・
親御さんには、子供たちをこれ以上の被ばく被害から全力で守っていただきたい。

 原子力ムラに牛耳られた、国も県も御用医師も、原発が一番大事で、あなたのお子さんの命など、
どうでも良いのだから。

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 河北新報より
子ども18人が甲状腺がんと確定 福島県健康調査
【東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」検討委員会が20日、福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した子どもは、前回6月の12人から6人増の18人と報告された。「がんの疑い」は25人(前回は15人)。

 甲状腺検査は、震災当時18歳以下の約36万人が対象。

 2011年度は、1次検査が確定した約4万1千人のうち、2次検査の対象となったのは214人。うち甲状腺がんと確定したのは9人、疑いが4人。
 12年度は約13万5千人の1次検査が確定。2次検査の対象は953人で、うちがんの確定は9人、疑いが21人だった。】