なんと古賀自民元幹事長が、仇敵・共産党の機関紙・赤旗で、安倍総理らが画策する「96条改憲」を批判。

 そして、この驚くべき特ダネを教えてくれたのは、安倍総理以上?のナショナリスト・櫻井よしこ氏が
産経新聞に寄稿した「奇妙な96条改正反対論」冷静に論破せよとの記事。

 それにしても古賀氏の、自民党と共産党こそが『二大政党』との発言には恐れ入った。
その心は、良きライバル?民主党亡き後、自民党が最も警戒すべき勢力は、共産党ということか?

 正義の味方気取りの浮世離れした主張ばかりでは、共産党も社民党も有権者の支持は受けられない。
かといって橋下・維新は安倍・自民のさらに右寄りの超ナショナリスト集団、裏切り者の民主党は論外、
小沢・生活の党も今や存在感ゼロ。

 安倍・自民党を挫くべく、清き一票を投ずべき健全野党が存在しない不幸を嘆くばかり。
このままでは「96条改憲」の必要もなく「衆参両院の3分の2」のハードルも楽々クリア、「9条改憲」が実現してしまうだろう。

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 しんぶん赤旗より
古賀自民元幹事長、96条改憲 やるべきでない
【「赤旗」日曜版6月2日号(写真)に、自民党の古賀誠元幹事長が登場、憲法改正の発議要件を緩和する安倍内閣の憲法96条改定の動きについて「絶対にやるべきではない」とのべ、強い反対を表明しました。自民党元幹事長が「赤旗」紙上で、96条改憲反対を表明したことが反響を広げています。

 インタビューで、古賀氏は、「憲法はわが国の最高法規です。他の法規を扱う基準と違うのは当然」と強調しました。また、現行憲法について、「平和主義、主権在民、基本的人権という崇高な精神は尊重しなければならない」「なかでも平和主義は『世界遺産』に匹敵する」と評価しました。

 古賀氏は、自身の父親がフィリピンで戦死したことにもふれながら、日曜版のインタビューを受けたのは「戦争を知る世代の責任だ」と語っています。

 昨年の総選挙で議員を引退した古賀氏は最後にこうのべています。

 「戦後の長い期間、国政の場で、自由民主党と日本共産党は、立場や政策は違っても、それぞれが自負も誇りも持って活動してきた」「私にいわせると自民党と共産党こそが『二大政党』だと思っています」】