「放射性物質が施設の外にも漏れ出ました」??漏れ出たのではなく、
武田教授の仰るように「警報を切って換気扇を回し自分たちが被曝しないようにして一般社会に放出」が事実だと思われます。

関連記事 もんじゅの鈴木篤之理事長が辞任
       見果てぬ夢、核融合:原子力機構、EUと実験施設を茨城に・・
       原子力ムラが抗議した、「NHKスペシャル 調査報告 プルトニウム大国・日本」
       原子力機構:放射能漏れで4人被ばく:東海村JCO臨界事故の教訓生きず
       すぐれた技術 確かな安全 世界に示す?? 妖怪「もんじゅ」
       
武田邦彦(中部大学)takedanet.comより
【緊急】東海村の放射性物質放出
【東海村の原子力研究開発機構が、加速器実験で放射線漏れを検知しながら、警報を切り、換気扇を回して放射性物質を外に出しながら実験を継続したことが分かった。報告は1日半遅れてもし付近住民が危険でも逃げる時間はなかった。

あまり当てにはならないが実験の規模から言って、40ベクレル程度の放出は大きくは違いないだろう。なにしろ「泥棒に盗んだお金の額を聞く」ということだから、正確ではないが、実験の種類としてこの程度と思う(原子力関係者は当事者以外の人が至急、計算して報告して欲しい)。
もちろん犯罪でもあるし、警報を切って換気扇を回し自分たちが被曝しないようにして一般社会に放出したのだから、開発機構は直ちに解散しなければならない。

私たちにとっては緊急に逃げる必要は無く、マスクは有効ではない。水も食材も大丈夫である。
しかし、東電、日本原電、経産省、環境省、自治体、東大教授、気象学会に続いて、原子力機構も原子力の業務をする資格がない。
(平成25年5月26日(日))】

 NHKニュースWEBより
東海村の実験施設被ばく 新たに24人
【茨城県東海村にある原子力機構の実験施設では、今月23日の正午前、金に特殊なビームを当てて素粒子を発生させる実験中に装置が誤作動し、想定を超える放射性物質が発生しました。
この事故で、男性研究者6人が、放射性物質を体内に取り込んで最大で1.6ミリシーベルトの被ばくをしたほか、放射性物質が施設の外にも漏れ出ました。

施設には当時、55人が出入りしていて、原子力機構が調べた結果、女性2人を含む新たに24人が被ばくしていたことが分かりました。
新たに分かった人の被ばく量は、最大で1.7ミリシーベルトだということで、原子力機構は研究者や住民の健康に影響はないと説明しています。

この事故で被ばくした人は、22歳から55歳の合わせて30人になりました。
残る6人については、検査が終わっておらず、被ばくした人はさらに増える可能性があります。】一部抜粋