既にアメリカではシェールガス革命で、LNG・液化天然ガスの実勢価格が、約6分の1に低下している。
もし、鮎川油ガス田での採掘がアメリカ並みのコストで本格化すれば、燃料費が高いため値上げするという、
電気料金の50%OFFも夢ではないかも知れない。

 その時こそ、原発という危険なお荷物を抱える高コスト体質の9電力が、歴史の表舞台からの退場する時だ。

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 WSJ日本版より
シェールオイル、国内初採取=秋田・鮎川油ガス田-石油資源開発
【 資源開発大手の石油資源開発(JAPEX)は3日、秋田県由利本荘市の「鮎川油ガス田」で進めていた試掘作業で、地中深くの岩盤に閉じ込められている原油「シェールオイル」を採取した。新たな資源として注目されているシェールオイルの採取に国内で成功したのは初めて。

 JAPEXは1日に鮎川油ガス田で試掘作業を開始。深さ1800メートルの地層に酸を含む液体を注入し、岩を溶かしてシェールオイルを採取しやすくする作業を進めた。注入した液体を回収、分析した結果、原油が混じっているのを確認した。

 シェールオイルの生産は海外で本格化しているが、採算性の問題などから日本国内では採掘されていなかった。JAPEXは今回の試掘で得られたデータなどに基づき、本格的なシェールオイルの生産が可能か見極める方針だ。

 秋田県内には国内の年間石油消費量の約1割に当たる計1億バレルのシェールオイルが埋蔵されている可能性があるとみられている。 】