被災地の復興を妨げる?このままでは処理に100年掛かる?という震災がれき問題。
同じ日本国民として、”被災地の震災がれきをみんなで分かち合おうという”浪花節で、果たして”汚染がれき”
を日本中に拡散して良いものでしょうか?

 千葉県柏市の清掃工場では、汚染焼却灰から7万800ベクレル/kgの放射性物質が検出され、操業停止。
高濃度汚染焼却灰25トンを違法に埋め立て、それが露見し、今度は掘り起こしてドラム缶に移しかえた。

 受け入れ予定の島田市の焼却施設でも、焼却灰の放射性物質の汚染濃度は、操業を重ねる度に
濃縮・蓄積され、程なく規制値を超えて、汚染焼却灰の埋め立て処分が出来なくなるだろう。
焼却灰だけでなく、焼却炉からの煤煙、瓦礫から舞う粉塵などが周辺の環境を汚染する恐れもある。

 震災がれきの処理に既存施設だけで対応すれば、100年掛かる?かも知れないが、現地に集積所を作り、新たな処理施設を建設すれば、わざわざ運送費を掛け、日本中に放射能汚染のリスクを課せなくとも良い筈。

 更に、処理施設の建設工事、運転要員などで新たな雇用も生まれ、むしろ、
”放射能拡散政策”とも言える愚策より、遥かに優れていると思いますが、如何でしょうか?野田総理殿。

  J-CAST テレビウォッチより
「被災地のがれき処理分かち合おう」
【震災がれきは、全国のゴミ処理場で処分する予定となっているが、受け入れ側の地方自治体や住民の反応は総じて鈍い。そんななか、がれき受け入れを表明した静岡県島田市で昨日(2012年2月16日)、福島第一原発から200キロ以上(東京までの距離とほぼ等しい)離れた岩手県山田町のがれきの試験焼却が行われた。

受け入れの静岡・島田市では「賛成9割、反対1割」

島田市の焼却に対して、「放射能を拡散している」「蓄積していくと心配」「安全と言われても信用できない」などの理由から、受け入れに反対する住民らの抗議活動が行われた。また、ゴミ処理施設の近くには、広大な茶畑が広がるなど、周辺は茶の名産地でもあるため、茶への影響や風評被害などを心配する声も上がっている。

一方では、「放射能が基準値以下ならかまわない」「被災地を助けたい」「日本人として助け合わなければいけない」といった受け入れ賛成意見もあり、番組が独自に島田市民50人に聞いたところでは、受け入れ賛成が9割、反対が1割だったという。

スタジオでは司会の羽鳥慎一が「反対の方の意見というのもわからないではないですが」と口を開いた。通常、あまり自分の態度を明確にしない――とくに賛否のわかれるテーマについては――羽鳥にしてはめずらしく、わりとハッキリとした意見を口にした。

「被災地のがれきが処理このままだと100年かかるとなると、これはみんなでわかち合わないといけないんじゃないかと思う」】

 子供を守ろうsavechild様より
【汚染】千葉県柏市、高濃度の焼却灰・最終処分場・清掃工場をめぐるこれまでの流れ
【7月にゴミ処理施設の焼却灰から放射性物質が7万800ベクレル/kg検出され、その後高濃度の焼却灰をすでに(6月に)25トン埋め立て処分していた事が判明。

 10月に焼却灰の放射能濃度が高過ぎて炉が休止、すでに埋め立て処分していた高濃度の焼却灰に雨が降り浸出水と利根川へ放流水から1リットル当たり最高31ベクレルの放射性セシウムを検出し利根川への放流停止。

 最終処分場に埋め立てた焼却灰を掘り起こしドラム缶に入れて一時保管する作業を始める。


千葉県柏市 焼却灰から7万ベクレル超を検出

千葉県柏市は10日、市内の清掃工場で発生した焼却灰から、1キログラム当たり7万ベクレルを超える放射性セシウムを検出したことを明らかにした。東京電力福島第1原発事故の影響とみられ、焼却灰の埋め立てを6月末から中止している。現状では、約2カ月で灰の保管スペースがなくなり、一般家庭などからの可燃ごみの受け入れが不可能になると予想される。
2011年7月10日
http://savechild.net/archives/4930.html

柏市が小学校や住宅街に隣接する最終処分場に「最高70800ベクレル/kgの放射能焼却灰」25トンを埋め立てていた

高濃度の放射性物質の含まれる焼却灰を6/4~6/22までに3回にわたり柏市の最終処分場に25トンも、すでに埋め立てていることがわかりました。
2011年8月4日
http://savechild.net/archives/6611.html

清掃工場:焼却灰汚染濃度高すぎ…炉休止 千葉・柏市

東京電力福島第1原発事故の影響で、清掃工場の焼却灰が高濃度の放射性物質に汚染された問題で、千葉 県柏市は30日、市内の2清掃工場のうち、現在の国の埋め立て基準(1キロ当たり8000ベクレル)より汚染度が高い焼却灰を出している同市南部クリーン センターの運転を当面休止する方針を明らかにした。放射能汚染で清掃工場が休止になる事態は、環境省も「報告がない」と話しており、全国初とみられる。
同市によると、新型焼却炉を備える同センターと異なり、もう一つの清掃工場は施設が古く、同量のごみを焼いても、焼却灰の量は多いが、汚染濃度は 埋め立て可能なレベル以下のため、同センターのごみも一緒に焼却することにした。同センターは9月7日から定期点検で焼却炉の運転をストップ。同センター の焼却灰からは6月、最高で1キロ当たり7万800ベクレルの放射性セシウムを検出。埋め立て処分できずセンター内で保管が続く灰は143トンで保管ス ペースは残り30日分しかない。【早川健人】
毎日新聞 2011年10月1日 2時34分(最終更新 10月1日 20時49分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111020/t10013407881000.html

最終処分場水からセシウム 柏市、利根川へ放流停止/千葉

柏市は3日、東京電力福島第1原発事故の影響で放射性物質の濃度が高い清掃工場の焼却灰を埋めて「一時保管」している市最終処分場(同市布施) で、浸出水と放流水から1リットル当たり最高31ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。市は検出直後から放流を停止し、施設内で保管している。
焼却灰を含む埋め立て地の上に雨が降り、処分場の底に染み出した浸出水は、場内の水処理施設で浄化され、1日平均40トンが利根川に放流されてい たが、9月17日の測定で放射性セシウムが初検出された。国の排水濃度限度はセシウム134が同60ベクレル、セシウム137が同90ベクレルだが、同 27日の浸出水のセシウム134は同15ベクレル、セシウム137は同16ベクレル。市は「健康に影響が出るレベルではない」と説明している。
市は放射性物質を吸着するゼオライトなどを設置して、放射能濃度が下がってから放流を再開するという。
市は6月、焼却灰約25トンを最終処分場に搬入したが、その直後に1キロ当たり最高4万9800ベクレルの放射性物質による汚染が判明。近く灰を掘り出し、今月末までにドラム缶に移し、豪雨などで漏れ出さないようにする工事を予定している…<後略>
毎日新聞 2011年10月4日 地方版
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20111004ddlk12040132000c.html

焼却灰 掘り起こしドラム缶に

一般ごみを燃やした灰から放射性物質が検出されている問題で、千葉県柏市は、ことし6月に最終処分場に埋め立てた焼却灰から国の目安を超える放射性物質が検出されていたことから、灰を掘り起こしドラム缶に入れて一時保管する作業を始めました。
原発事故のあと、柏市では、市内の清掃工場で一般ごみを燃やした灰およそ25トンを、放射性物質の 検査を始める前のことし6月に市内の最終処分場に埋め立てました。その後、埋め立てた灰を検査したところ、国が埋め立てができるとした目安の、最大でおよ そ6倍に当たる1キログラム当たり4万8900ベクレルの放射性物質が検出されました。このため柏市は、地元の住民と協議し、灰を掘り起こしドラム缶に移 し替えて一時保管する作業を始めました。作業は、周囲に放射性物質が飛び散らないよう、長さ24メートル、幅13メートルの大型のテントの中で行われ、重 機を使って掘り起こした灰をドラム缶に詰めて、テントの外に運び出していました。ドラム缶は、ふたを溶接して密閉したうえで、土をかぶせて防水シートで覆 うなどし、敷地内で一時保管するということです。作業は今月いっぱいかかるということです。柏市環境部の浜島寿彦主査は「住民の皆さんの不安の声は当然 で、一時保管にあたっては、より一層の安全管理に努めたい」と話していました。
10月20日 21時50分 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111020/t10013407881000.html】

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