やっぱり、冷却配管が地震に耐えられず破断していた!?
大量に注入された海水はそのまま駄々漏れ状態で、最初から何の役にも立っていなかったってこと?? 

 当然、大甘・お手盛りの『耐震設計基準/②/』は見直さなければいけません。
浜岡では平時に配管破断事故を起こしていますから配管強度の欠陥についてもすべての原発で検証が必要です。
また、実際の耐震強度がその大甘『耐震設計基準』さえ下回った原因が、耐震偽装なのか設計ミス、施工ミスなのか/司法当局による厳正な捜査も必要です。

毎日JPより
 『福島第1原発:冷却配管、地震で破損か…3号機』
【福島第1原発3号機で、緊急停止した原子炉を冷やすのに必要な装置の配管が破損した可能性があることが、東電の解析で25日分かった。配管は津波の影響を受けにくい原子炉建屋内にあり、地震の揺れが原因の可能性が強い。全国の原発で耐震設計を見直す事態に発展する恐れもある。

 この冷却装置は「高圧注水系(HPCI)」と呼ばれる。原子炉圧力容器から出る高温の蒸気でタービンを回し、それを動力として建屋外の復水貯蔵タンクからポンプで水をくみ上げ、圧力容器内に強制的に注水する仕組み。
 解析によるとHPCIは圧力容器内の水位が低下した3月12日午後0時35分に起動し、13日午前2時42分に停止した。しかしこの間に、圧力容器内の圧力が約75気圧から約10気圧まで急減。HPCIの配管が破損して蒸気が漏れたと仮定して計算した結果と、圧力減少のデータがほぼ一致したことから、破損の可能性があるとした。】