おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川武士です。
「また失敗した…」と責めていませんか？
ダイエットが続かない。
資格勉強も気づけばやめてしまう。
子どもにイライラしてしまった。
そんなとき、
心の中でつぶやくことはありませんか？
「やっぱり私ってダメだ」
「どうせ続けられない」
これが積み重なると、
自己否定がクセになってしまいます。
そして「自己否定を克服したい」と思う一方で、
どうしても同じパターンを繰り返してしまうのです。
自己否定を放置するとどうなるか
最初は「次こそ頑張ろう」
と思えるかもしれません。
けれど失敗が重なると、
心の声は次第に変わっていきます。
「私は意志が弱い」
「挑戦してもどうせ無理」
こうして“できない証拠”ばかりを積み重ねると、
新しいことに挑戦する前から諦めて
しまうようになります。
その結果、変われるチャンスを逃し続け、
気づけば5年、10年がそのまま過ぎてしまうのです。
自己否定の原因は性格ではなく「仕組み不足」
多くの人が
「自己否定を克服できないのは、
自分の性格のせい」
だと思い込んでいます。
でも本当は違います。
心理学や行動科学の研究では、
人は「できなかったこと」に強く目がいく
傾向があるとわかっています。
放っておけば、
誰でも自己否定に流されやすいのです。
つまり大切なのは
「性格を変えること」ではなく、
「仕組みを整えること」。
仕組みがあれば、
誰でも自己否定を克服できるのです。
自己否定を克服する3つの習慣
1. できたことに注目する
夜寝る前に
「今日できなかったこと」を反省する代わりに、
「できたこと」を3つ書き出してみましょう。
たとえば――
・通勤で本を1ページ読めた
・会議で一言発言できた
・お菓子を1回我慢できた
ほんの小さなことでも
「できた証拠」を可視化すると、
自己効力感（自分はできるという感覚）
が育っていきます。
2. 小さな成功を積み重ねる
「毎日30分運動」より「1日1分ストレッチ」。
「毎晩日記」より「1行だけ書く」。
ハードルを下げて始めることで
「できた！」が積み重なり、
自己信頼が戻ってきます。
3. 自分を責めずに観察する
「またできなかった」
と責めるのではなく、
「なぜできなかったのか？」
と冷静に観察してみる。
疲れていたのか、準備不足だったのか。
原因を知れば、次の改善策が見えてきます。
これが自己否定を防ぎ、
自己成長につながります。
習慣が変わると、自分への信頼が戻る
自己否定を克服するコツは
「小さな習慣で自己信頼を取り戻すこと」です。
・1分の習慣で「やれる私」に変わる
・できたことに目を向けて自信が育つ
・失敗しても責めずに改善できる
こうした積み重ねが
「自己否定をやめられる人」への道です。
自己否定を克服したいあなたへ
「またできなかった…」から抜け出すには、
意志ではなく仕組みが必要です。
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